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from: lapisさん
2009年01月07日 00時42分50秒
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1月の庭仕事
クリスマス・お正月と
ご馳走を食べ過ぎた上に、運動不足になっているみなさま、
晴れた日には寒くても庭に出て少し体を動かしてみませんか。
冬の間に少しずつやっておきたい庭仕事もけっこうありますよ。
☆ アームチェア・ガーデニングの季節ですね
◎先月、「冬の間の楽しみの一つはタネのカタログを眺めることですね♪
まだの方は早めにタネのカタログを取り寄せてください。」
と書きましたが、いかがでしょうか。まだの方は、お急ぎを!
1・2月の庭仕事の余りできない間に、カタログを取り寄せたり、
ネット上でカタログを見たりして、春からのプランを立てましょう。
忙しかった年末年始の後、のんびりとカタログを眺めて、
あれこれイメージするのも楽しいものですよ。
*昨年ご紹介したWG(商品検査の会社のガーデニング部門)の雑誌で、
本年度も各社の種の発芽率などの検査結果が出ましたので、
別に書き込みをしますね
☆夏咲きのダリア、カンナ、ユリ、グラジオラスなどの球根類の注文をする
☆シュラブやバラの挿し木(hard cutting)は、今月中に!
*hard cutting( 硬い枝の部分の挿し木)は成功率がやや低いので、
多めに作っておくこと!
ブデリア、ドッグウッド、タマリスク、ハニーサクル、レンギョウ、ポプラ、
スパイレア、ウエイジェラ、ウィロー、Caryopteris, Escallonia etc.
☆引き続きroot cuttingも、トライしょう
オリエンタルポピー、バーバスカム、フロックス、ミントetc.
☆ヘレボルスの古い葉を切り取る
(無茎種のものは、葉を切る事によって花茎が素直に伸びる)
葉を切った後は、根元をマルティング
◎有茎種は、夜間フリースなどで防寒する
花茎が伸びるものには支柱を立てる
☆引き続き、土を耕してコンポストを花壇に入れる。
雨が続くようなら、シートでカバーをする。
*苔が生えていたり土が固い場合は、表面を少しフォークで耕しておくと
空気の流通や水はけなどが随分違います。
*耕すのが体力的に大変な人は、冬の間にコンポストを上に広げておく
だけでも随分違いますよ。
後は、ミミズ君たちにお任せしましょう♪
☆アイビーなどクライマーの剪定をし、形を整える、
☆引き続き winter pruning(冬剪定)の時期です
少し暖かい日が続いている時に剪定をする(2月末までに済ませる事!)
dogwoods、 buddleia、 バラetc.
☆土が凍結したり、水浸しになっていなければ、引き続き、bare root の
バラや樹木、シュラブを植えつける
*bare rootのバラの植え付け方については『11月の庭仕事』(11/2)を
見て下さいね
☆引き続き小さい木やシュラブなど、移植したいものは今が適時
☆オーナメンタルグラスを刈り取る
(新芽が出始める前にやっておく)
☆堀上げて貯蔵した球根類のチェックを忘れないように。
(腐ったりカビが生えたものを取り除く)
☆積雪のあと雪の重みで枝が折れるのを防ぐ工夫を!
(常緑樹やコニファー類)
☆芝刈り機の手入れをする(あるいは業者に頼む)
☆暖かい日には温室の空気の入れ替を忘れずに!
☆クリスマスツリーをリサイクルに出す
(地域毎に決められた場所に持って行けば、シュレッダーに掛けてくれる)
☆キッチンガーデン
◎引き続き、土を耕してコンポストや完熟堆肥を入れる
冬の間にこうしておくと、春にはいい土になっていますよ♪
◎春からのcrop rotationを考える(連作障害を避けるため)
◎引き続きリンゴやペアーなどの冬剪定をする
カランツやグーズベリーも剪定する
(剪定した枝から良いものを選んで、挿し木に使える)
◎果樹やcane fruits & bushes (ラズベリーなど)の植え付け
◎ルバーブの株にテラコッタのポットなどをかぶせる
(こちらでは専用のテラコッタのポットforcing jarを使うが、
かなり高価なので、バケツやテラコッタのポットの底穴を塞いだもので代用できる)
こうしておくと、春に柔らかいルバーブが収穫できるので、ぜひお試しを!
◎大株になったルバーブの株分け
◎スプラウティング・ブロッコリーなどに支柱を立てる
◎カランツやグーズベリーのhard cuttingをする
◎タネイモの注文、玉ねぎやシャロットの種や子球の注文
☆Wildlife
◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、バードテーブルを置く
*残りもののパンを与える人が多いが、
パン屑はおなかが膨れるだけなので、冬場は特にもっと栄養分の多いものを
準備する
(ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラード、Mealworms などなど)
*鳥の種類によって好物が違うので、いろんな種類の餌を用意する方がよい。
木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
地面に置くバードフィーダーも忘れないように。
(既成のものでなくても、鉢の受け皿で十分です)
*イギリスの場合、鳥たちは冬場餌がとれなくて死んでしまう場合が多いのです。
種類によっては、非常に数の減っている鳥たちもいます。
夏に餌を与えない人も、冬場だけでも鳥の餌を準備するようにしてください。
特に急な冷え込みが来たり、雪の降った翌日には餌がとれなくなるので、
庭に餌を撒くなどして頂ければ、うれしいです。
昨年も冷夏だったためか、クリスマス前にはすでに野生のベリー類も
殆ど見かけなくなり、鳥や小動物たちも餌探しに必死の様子が見受けられます。
例年マルチングに使っているバークが庭中に散らばっていて、
こんな事は今までになかったので、驚いています。
バークを散らかしても、下の地面は凍り付いているので
餌は見つからないのですけれど。。。
◎水の補給も忘れずに!
鳥を庭に呼びたいなら、餌台の設置だけでなく、水飲み場兼水浴び場を作ること!
常に水浴び場をきれいにして、新しい水に取り替える
氷が張った朝は、水のみ場の氷を溶かすのをお忘れなく!
◎池に魚を飼っている場合は、氷の張らない場所を一箇所キープしておくこと
(pond heater の設置その他)
小さい池の場合はお湯で氷を溶かす
*追加など書き込む可能性があるので、時々見直してくださいね
(これはイギリス基準に書いていますので、日本とは少し違ったところもあります。内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい)
コメント: 全5件
from: lapisさん
2009年01月13日 00時27分25秒
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「Re:Re:Re:Re:1月の庭仕事」
クリスマス以来ずっと寒波の続いていたイギリスも、
ようやく暖かくなりましたね。
週末からと期待していたのに、土曜日は昼間でもー3℃、日曜日にうちから少し西に行った所にウォーキングに行ったら、前日に20センチも雪が積もったとかで地面は凍りついて恐々のウォ-キングになりました。
暖かくなったのはうれしいのですが、そうなるとまた1日中雨で真っ暗です。
秋に挿し木をしたポットをチェックしたら、大部分が枯れてしまっているみたいで、がっかり。
ポットのまま植えずにいたプランツたちも、
凍傷で枯れてしまったものが多いようです。
でも、これは元気にサヴァイヴしているArum italicum 。
秋から春まで、印象的な葉っぱで楽しませてくれます。
aloeさん、やっぱりロンドンは暖かいですよ!
うちのヘレボ(オリエンタリスなど)は、全く新芽も蕾も出ていません。
昨冬はniger(クリスマスローズ)が初めてクリスマスの頃に開花
するくらいに暖かかったのですけれどねえ。。。
この暖かい間に、残っている古葉切りをしなくっちゃ!
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ムク、
from: aloeさん
2009年01月12日 23時05分40秒
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「Re:Re:Re:1月の庭仕事」
ロンドン今日は雨だけど少し温かいです。
> ヘレボルス
> aloeさんちはロンドンでいつもうちより早いけれど、今年はどうですか。
数日前に葉を切ってしまいました。ただでも寒々とした庭が
益々殺風景になってしまったので、もう少し緑の葉をおいておけばよかったかな〜とちょっと後悔しました。
蕾も段々大きくなってきました。
これは白のダブル。(orientalis 名前不明)
白のシングル。(orientalis 名前不明)
niger, white christmas
ついでにアジサイの芽。
寒くて暗い時でも新芽を見ると元気もらえますね。
>マグパイ(日本で言うカケス)で、きれいな鳥ですがカラスの仲間なので、大のいたずら好き。
カラスの仲間だったんですね。道理で、見た目の割に声がイマイチだと思いました。
from: lapisさん
2009年01月10日 06時54分21秒
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「Re:Re:1月の庭仕事」
ムクさん、
>ヘレボルスの葉がブラックデスのように黒くなってたり茶色くなってボロボ
ロだから早く切り取りたいのだけど、まだ霜が降りるうちは切らない方がいい
のかしらねぇ?
多分寒さのせいで汚い葉になってると思うのだけど・・。
病気だったりして( ̄□ ̄?)
オリエンタリスのような無茎種のことですよね。
例年なら12月に切ってしまっているのですが。。。
うちの場合、半分くらいは12月のこの寒波が来る前に切ってしまって、
バークでマルチングをしているのですが、切らなかったものについては
悩んでます。今、あまりに寒すぎるので。。。
ムクさんの所の気温がよくわからないから何とも言えませんが、
霜が解けた間にやっちゃえばどうでしょう。
12月に切ってしまったものは、昨日見たらこの寒さでもすでに芽が出かけて
ましたよ♪(それでも例年よりは今年は確実に遅いです。)
葉ッぱを切った方が芽が出やすいのは確かだと思います。
aloeさんちはロンドンでいつもうちより早いけれど、今年はどうですか。
ブラックデスみたいなの、今の時期のは単に寒さのためと思いますが、
ヴァイラスをうつすといけないので、私の場合はきれい葉から切り始めて
最後に汚いのを切るようにして、使った剪定ばさみは必ず消毒しています。
鳥の餌の件ですが、
>野菜ビスケットなんてのが残ってたから砕いて置いといたんですが・・。 そ
れとも細かく砕かなければいいのかしら??
ビスケットとかピーナッツとか、ポリ袋に入れておいて上から叩いて
砕いています。
ピーナツは、網状になったぶら下げるフィーダーの場合はそのままで
いいのですが、バードテーブルに置く時は砕いた方がいいようです。
丸ままだと小さい鳥がピーナツを喉に詰めて、死ぬこともあるとのことです。
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from: ムクさん
2009年01月09日 21時36分37秒
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「Re:1月の庭仕事」
lapisさん
毎月ありがとうございます♪
ヘレボルスの葉がブラックデスのように黒くなってたり茶色くなってボロボロだから早く切り取りたいのだけど、まだ霜が降りるうちは切らない方がいいのかしらねぇ?
多分寒さのせいで汚い葉になってると思うのだけど・・。
病気だったりして( ̄□ ̄∥)
バードフィーダーは屋根付きのにしたのに、部屋から見たら「あれっ!餌消えてる♪」と思ったのに雪で溶けて皿にへばりついてるだけでしたー(T□T)
濡れると溶けるようなのはダメですネ(xox;)
野菜ビスケットなんてのが残ってたから砕いて置いといたんですが・・。 それとも細かく砕かなければいいのかしら??
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from: lapisさん
2009年01月15日 07時36分35秒
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「Re:1月の庭仕事」
今日(水曜)は、イギリス南東部は深い霧にすっぽりと包まれて
一日が終わりました。
寒波はどうやら先週末で一区切りのようですが、寒波が緩むと今度は
お決まりの雨と強風の天候になりそうです。
昨日、ようやくヘレボルスの葉切りを済ませました。
バークを取り除いてみると、どうやら花芽らしいものが出て来ているようで、
ほっとしました。
気が付くと、あちらこちらからスノードロップの小さな葉っぱも
顔を出していました。
12月・1月の庭仕事の中に書いたroot cuttingのやり方を
ご存じない方もいらっしゃると思いますので、
こちらをご覧になって参考にして下さい。
http://www.gardenersworld.com/how-to/projects/root-cuttings/
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