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みどりのゆび Green Fingers

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  • from: lapisさん

    2010年05月03日 09時32分16秒

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    5月の庭仕事


    新緑が目に沁みる季節になりましたね。
    雑木林の下ではブルーベルがさざ波のように咲き乱れ、
    庭では今年最初のバラが咲き始めます。
    イギリス在住の鳥にアフリカからの渡り鳥も加わって、
    鳥たちのコーラスも最高潮になります。

    夏が来るまでにやっておきたい庭仕事はいっぱいありますが、
    庭仕事の手を休めて、鳥のさえずりを聞きながら
    ゆっくりお茶を楽しむ時間も忘れないようにしたいものです。
    (なんだかいつもお茶を楽しんでばかりいるようですねぇ。。。)


    ☆花木の剪定

    ◎引き続き、花が咲き終わったら剪定をする
    Choisya, Chaenomeles, Berberis, ピラカンサ、レンギョウ、
    ヤマブキ、Flowering currant, etc.etc.

    ◎常緑の垣根の剪定

    ◎花が終わったクレマティス・モンタナやアルマンディの
    伸び過ぎた蔓を剪定する
    古くなった株は強剪定をしてやるとよい
    マクロペターラやアルピナも、花後に根元から25cmくらいに
    切り詰める
     
    ☆水仙やチューリップなど秋植え球根の花が終わったら
    花茎を切り取る
    葉は切らずに自然に枯れるまでそのままにしておく

    ☆花の終わった秋植え球根へのお礼肥えを忘れずに 

    ☆種まきで出た芽や、挿し木をしたものを外に出して慣らす

    ☆外に直播した1年草を間引く

    ☆耐寒性1年草の種蒔きは5月上旬までに済ませること

    ☆2年草の種蒔き
    オネスティ、フォックスグローブ、ウォールフラワー、ストックなど

    ☆カンナやダリアなどは霜の降りる危険がなくなったら外に植える

    ☆4月に引き続きヘレボルスの花茎切りをする
    種を付けたままにしておくと、株が弱って翌年の花付きが悪くなるので、
    花茎を地際から切る

    *有茎種は花茎が黄色く枯れ始めてから切る事!

    ☆今月中にヘレボルスにカリ分の多い肥料を与える

    ☆花の終わった秋植え球根へのお礼肥えは葉が枯れるまでに済ませる

    ☆バラに肥料を与えてコンポストでマルチングをする。

    ☆垣根やシュラブの根元にも肥料をばら撒く

    ☆カメリア、アゼリアやシャクナゲ、ヘザーなど酸性土の好きな植物には、
    専用の肥料を与える(+iron sequestrene)

    *私は、+毎春ピートフリーのエリカシアス・コンポストを
    根元にドレッシングしています
    (これは石灰分の多いイギリスの土の場合で、日本では必要ありません)

    ☆ハウスプランツに毎週液肥を与える

    ☆芝生の雑草取り
    芝生に窒素を多く含んだ夏用の肥料を与える



    ☆キッチンガーデン

    ◎5月に外に直播できるもの
    beetroot、French beans、 Brussels sprout(芽キャベツ)、キャベツ、
    カリフラワー、ブロッコリー、sprouting broccoli、ケール、コールラビ、
    ラディッシュ、エンドウマメ、サヤエンドウ、レタス類、エンダイブ、
    リーク、swede、turnip(カブ)etc.etc.

    ◎引き続きサラダ用のレタス類やハーブを種まきする 
    サラダ用は2週間ずつ時期をずらして蒔いていくと長期間収穫できる

    ◎暖地では、五月後半になったらラナビーン や フレンチビーン、
    トウモロコシを直播する

    ◎きゅうり、コージェット(ズッキーニのこと)、スカッシュの種まき
    (室内か温室でポットに種蒔きして、後で外に定植する)

    ◎4月に蒔いた芽キャベツなどを外に植えつける

    ★ブラシカ(キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなど)の植え付けで注意することは、

    1)十分にスペースを空けて、苗がぐらぐらしないようにしっかり植えつける

    2)ボール紙や古いカーペットで作ったカラーを苗の根元にかぶせて、
    cabbage root flyが卵を産み付けるのを防ぐ
    (市販のカラーも売られていますが、簡単に自分で作れます)

    http://www.johnstowngardencentre.ie/agralan-cabbage-collars/cabbage_collarspd.aspx

    http://www.bayercropscience.co.uk/content.pestspotter/711/718/e-Tools/Pests/Cabbage%20root%20fly.mspx?fn=output

    3)目の細かいネットやフリースを掛けて、モンシロチョウの被害を防ぐ

    ◎暖地では、トマト、かぼちゃ、コージェットなどの苗を外に定植
    (遅霜に注意!5月いっぱいは、クローシェやフリースを掛けて用心する)

    ◎ジャガイモが20-25cmくらいになったら、土寄せ(増し土)をする
    土寄せを数回繰り返し、しっかり水遣りをする

    ◎えんどう豆やソラマメに支柱を立てる

    ◎ルバーブの収穫
    ナイフで切らないようにする
    根元の方をしっかりつかんで、他の茎を傷めないように
    気をつけて引き抜く

    ルバーブに水遣りをし、7月まで収穫できるように
    コンポストでマルチングをする

    花茎が上がってきたら、すぐに根元から切り取る

    *ルバーブの葉は有毒なので、切り捨てること!
    (コンポストに入れるのはOKとのことです)

    ◎アスパラガスの収穫
    (ただし、植えてから2年間は収穫しないこと!)

    ◎定期的に草抜きをする

    ◎雑草が生えるのを防ぐためにも、空いている場所に
    緑肥の種を蒔いておくとよい
    (レッドクローバー、ファセリア、グリーンマニュア・ミックスなど)
    伸びたら適当に刈って、土に漉き込むかコンポストに入れる

    ◎グーズベリーに付くsawfly の幼虫に注意する

    ◎ラズベリーの新枝を間引いて
    10〜15cmの間隔が空くようにする



    ☆池の管理

    ◎気温が上昇してくるので、水の補給を忘れずに

    ◎気温が上昇してくると、急にblanket weed やdockweed が増えるので
    すぐに取り除くようにする

    ◎新しく水生植物などを植えるなら、今が時期ですよ
    (日本とは少し植え方が違うので、質問のある方はどうぞ。)

    ◎大きくなりすぎたスイレンなどの株分け

    ◎スイレンに付くwater lily beetleと幼虫に気をつけて、
    見つけ次第取り除く

    http://www.rhs.org.uk/advice/profiles0603/waterlily_pests.asp

    ◎半耐寒性の植物(熱帯性のスイレン、ホテイアオイ、パピルスなど)を
    池に戻し、カラーなども外に植える

    ◎新しく魚を池に入れたい時も、今が時期です

    ◎魚の餌は、4月に水温が5度以上になったら与え始める
    (魚が水面に上がってくるのでわかります)
    初めは2日に1度の割りで数分でなくなる分量を与え、徐々に増やす

    ◎使用する前にポンプやフィルターをきれいにして安全を確かめるおく

    ◎子供のいるお宅は、池にネットをかけるのを忘れずに!
    猫が魚を取るのを防ぐためにも!

    *でも、カエルやnewtの出入り口を必ず確保してくださいね!♪
    (newtは、見た目はちょっと気味が悪いですが、
    カエル同様ガーデナーのよき友ですので、大切に♪)


    ☆Wildlife

    ◎新しい樹木や花を庭に取り入れる時、
    どんな植物がワイルドライフにとって有益かという視点で
    庭作りを考えてみてもいいのではないでしょうか
    (実の生る樹木、蜜の多い花、蜂が蜜を集めやすいシンプルな
    一重の花 etc.)

    ◎バードテーブルやバードバスをいつも清潔に保つ

    ◎バードバスや水飲み場の水を毎日取り替える


    ★病害虫に注意!!!

    ◎リンゴの木にpheromone trap をぶら下げて、
    codling moth(シンクイガの一種)の幼虫がりんごの中に入るのを防ぐ
    (6月後半にフェロモンのカプセルを交換する事!)

    *プラム用のも売られています

    http://blog.gardenersworld.com/2007/09/28/apasco-september-post5/

    ◎果樹(リンゴなど)にwooly aphidがついていないかどうかチェックをし、
    もしついていたらホースの水で洗い落とすか、ブラシでこすり落とした後、
    石鹸液をスプレーしておく

    ◎果樹のcankerに注意!

    ◎ブラシカ(アブラナ科)類が水切れしないように注意して、
    flea beetleにやられるのを防ぐ

    ◎ソラマメの天辺を摘み取って、
    ブラックフライ(黒いアブラムシ)の発生を防ぐ
    (あっという間にやられるので注意!)

    ◎ユリやフリティラリアにつくlily beetleに注意!

    これにやられると、葉っぱも花芽もボロボロにされますので、要注意!
    うちの庭でもすでに発生しています!
    葉の間に隠れていますが、真っ赤な色で見つけやすいので、
    見つけ次第手で取って、フミツブースしか方法はありません。
    黒い汚いものに包まれた幼虫にも注意!

    http://www.dgsgardening.btinternet.co.uk/lilybeetle_red.htm

    http://www.bbc.co.uk/gardening/advice/pests_and_diseases/nonflash_index.shtml?scarlet_lily_beetle

    ◎バラのblackspot, aphids,leaf-rolling sawflyなどに注意!

    ☆雨が多くなってきて、そろそろslug & snailの被害が出てきているようなので、
    準備を怠らないように!!!
    ギボウシ、レタスなど一晩で筋だけになってしまいますよ!
    (トラップ+ビール、砂、grit、卵の殻、市販のジェル、ブラン、コーヒー豆のカス、コパーリングやテープ、nematodes などなど)

    *オーガニックな方法は、薬品を使うのと違って効き目が強くないので、
    いくつかの方法を組み合わせてご自分の所に合う方法を見つけて下さい

    ●被害がひどくてどうしても薬品を使わなければならない時は、
    オーガニックの薬品や毒性の低いものを選ぶ事!
    Metaldehyde含有の薬品は絶対に使わないように!
    こどもたちやペット、S&Sを食べるワイルドライフ(鳥、カエル、ハリネズミなど)に害があります。

    *病害虫についてはイギリスと日本とでは違いますので、
    そのつもりで読んで下さい

    *追加など書き込むことがありますので、時々見直してくださいね

    *庭仕事・畑仕事はお住まいの地域や国によって、時期をずらしてください。 

    (これはイギリス基準に書いていますので、内容について質問のある場合は
    どうぞお尋ね下さい。)

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