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みどりのゆび Green Fingers

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  • from: lapisさん

    2012年04月15日 03時29分45秒

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    4月の庭仕事


    日本もイギリスも、4月に入ってからの春の嵐で大変でしたね。
    でも、確実に春は来ています。
    天気の変化や気温差が激しい月なので、毎日天気予報をチェックして、
    大切な花や新芽を傷めないようにしましょうね。
    今月から、庭仕事も忙しくなりそうです。





    Part 1.

    ☆春の剪定の時期ですよ〜

    今の時期の剪定は株の形を整えたり、枝の成長を促進します

    ◎花が終わったレンギョウやFlowering currantsの剪定
    伸びている枝をすべて剪定する

    ◎ハイドレンジアの剪定は、
    新芽が出ているのを確かめてからやるとよい

    *H.arborescensの品種(アナベルなど)は、根元からばっさり刈り取る

    ◎ Cape fuchsiaの枝の剪定、Jasminum nudiflorum (ウィンタージ
    ャスミン)の
    伸びすぎた枝を剪定して支柱やなどに結わえる

    ◎Cornus(dogwood サンゴミズキなど)、Salix ( ヤナギの仲間)、
    耐寒性フクシア、Ceratoastiguma(ルリマツリモドキ)、
    Caryopteris(ダンギク) 、ブデリア 、スモークツリー などは、
    根元近くで剪定する

    ◎ヘザーの花が終わりかけたらトリミングする
    (これをやっておかないと、背丈が伸び過ぎて困る事になりますよ


    ☆シダ類の新しい芽が出やすいように、古い葉を刈り取る

    ☆暖地では春植えの球根やチューバーを植えつける
    ダリア、グラジオラス、ネリネ、クリナム、アルストロメリア、
    アガパンサス、アシダンセラ、カラー、リリーなどなど

    ☆プリムラやパンジーなどの花がら摘みを忘れずに

    ☆花が終わったプリムラの株分け

    ☆ホスタの株分け

    ☆耐寒性宿根草の株分け
    (フロックス、アスター、へメロカリスなど)

    ☆スノードロップの花が済んだら、すぐに株分けをして植えかえる

    *というのが常識なのですが、ウィズリーのガーデナーさんや
    数十年スノードロップを栽培しているナーサリーの人とお話しをした時に、
    葉が黄色くなる頃まで待ってからやる方が、よく定着するとの
    ことでしたので、
    タイミングを見計らってやって下さい

    ☆ラッパ水仙など秋植え球根の花が終わったら花茎を切り取る
    葉は自然に枯れるまでそのままにしておく
    (イギリス式は場所を取らないように枯れるまで葉っぱを結んでおく


    ☆花が終わったヘレボルスの花茎切り
    種を付けたままにしておくと、株が弱って翌年の花付きが悪くなる
    ので、
    花茎を地際から切る

    *有茎種は花茎が黄色くなってから切る事!

    ☆ヘレボルスの植え付けと植え替え
    落葉樹の下で、夏に明るい日陰になる水はけのよい場所を選ぶ
    株をやや深めに植えつける

    ☆花の終わった秋植え球根へのお礼肥えを忘れずに

    ☆デルフィニウムやルピナスの芽が出てきたら、さし芽をするとよ


    ☆耐寒性1年草の種まきをする

    ◎スィートピーの種まきも、この時期になると南部では直接直播で
    きる

    ☆暖かくなるとデルフィニウムなど急に成長するので、
    支柱の準備を早めにする

    ☆土の準備を始める   
    シュラブの間の土を耕して5月後半のsummer bedding の準備をする

    ☆木やシュラブの周りをコンポストやバークなどでマルチングをす


    ☆カメリア、アゼリアやシャクナゲ、ヘザーなど酸性土の好きな植
    物には、
    専用の肥料を与える

    *私は、+毎春ピートフリーのエリカシアス・コンポストを根元に
    ドレッシングしています
    *これは、日本では必要なし(石灰分の多い地域だけ)

    ☆秋から春の間の雨で流れ出てしまった栄養分を補うために、肥料
    を入れる
    ( blood fish and bone, pelleted poultry manure など)

    ☆霜情報に注意し、手近にフリースなどを準備しておいて、
    半耐寒性のプランツにすぐにカバーが掛けられるようにしておく

    ☆リリービートルが活動し始めるので、見つけ次第手で獲って処理
    する

    *ユリ科の植物は、すべて被害にあうので注意!

    ☆いよいよS&S軍団(slug & snail)の活躍する時期になるので、
    準備を怠らないようにして被害を少なくする
    (トラップ、コパーリング、砂、grit、卵の殻、ワセリンなど)



    ☆芝生の手入れ

    ◎冬の間に芝生にはびこった苔や枯れた芝をガンジキでかき出す

    ◎その後、水はけを良くするためにフォークを入れる
    (水はけが悪い場合には、フォークを根元まで突き刺して、
    できた穴にグリットや砂を入れると良い)

    ◎タンポポなどの宿根雑草を抜き、芝の枯れた部分にローム土を入れて芝の種を蒔いて、たっぷり水遣りをする

    ◎芝生のエッジをきれいに刈り取る

    ◎4月から5月初めにかけて肥料を与える

    ◎芝刈りを始める
    (初めの数回はブレードをhighに設定する) 4〜5cm

    *暖かくなったら急に伸びるので、芝刈り機をすぐに使えるように
    準備を怠りなく!

    *4月は新しく芝生を敷くにもいい時期です



    ☆温室作業

    ◎ハンギングバスケットの準備をする 
    (ヒューシャや非耐寒性植物の苗を植える)

    ◎半耐寒性のプランツの種まき(温室のない場合は窓際で)
    発芽してある程度大きくなったら、それぞれポット植えにする

    ◎温室に取り込んでいた半耐寒性ヒューシャが芽を吹いてきたら、
    古い枝を根元から剪定する→芽が伸びてきたらピンチング
    (ピンチングをしたものは挿し芽に使える)

    ◎ eucomis (パインアップルリリー)やベゴニアなどをポット植え
    にする

    ◎カンナはヒーターを入れた温室でポット植えにして、6月に戸外
    に出す

    ◎ベゴニアのチューバーを植える

    ◎ハウスプランツの植え替え



    (続いてPart 2.を入れますので、書き込みは少しお待ちください)



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コメント: 全1件

from: lapisさん

2012年04月15日 18時49分22秒

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「Re:4月の庭仕事」


                (春一番のおいしいスプラウティング・ブロッコリー)

Part 2.


☆キッチンガーデン

◎種まき用のプロットの準備
(ホーイングやディギングで雑草を取り除き、
レーキを使って石ころを取り除いておく)

◎種まきや植え付けの数週間前に、グリーンマミュア(緑肥)を
すき込む
(緑肥植物を刻んでからすき込んで、レーキで均しておく)

◎芽出しをしておいたジャガイモを植えつける
(大き目のポットやコンポストの袋などでも栽培できるので、トライしよう!)

*ジャガイモの植え付け時期は品種によって違うので注意をする

first early potato・・・3月末から
second early potato・・・4月上旬
maincrop potato・・・4月後半

◎アスパラガスの植え付け

◎ソラマメの柔らかい芽にはブラックフライ(黒いアブラムシ)が付きやすいので注意が必要!
花が付いたらすぐにそこから上の部分をピンチングする

◎シャロット、ガーリック、オニオンの子球(セット)の植え付け

◎ソラマメ、ビートルーツ、ラデッシュ、パースニップ、ターニップ、ほうれん草、ニンジン、ブロッコリー、
エンドウ、インゲン、レタス、水菜、パクチョイ、ハーブ類などの種まきをする
(戸外でクローシェ、あるいはフリース使用)

*レタスやラデッシュなどは少しずつ数回に分けて種蒔きをすると、
長い間収穫できる

◎狭い菜園では、生育期間の長い作物の畝間に早く育つ作物を植えて、
土地の有効利用をする
(サラダリーフ、ホウレンソウ、ミズナ、パクチョイ、チャードなど)

◎エンドウやサヤエンドウなどの収穫を早めるには、
ポットに種まきをして、コールドフレームで育ててから、定植する

◎ポットに芽キャベツ、夏カリフラワーやキャベツの種まきをする(5月に定植する)

◎ヒーティングをしていない温室の暖かい場所にトマト、ナス、セロリー、
トウガラシ、ピーマンなどの種を蒔く
(キュウリやメロンは4月末に)

◎イェルサレム・アーティーチョーク(菊芋)の植え付け

*菜園の北側に植えると他の作物に陰を作らず、風除けになる

◎エンドウや背の高い品種のソラマメに支柱を立てる

◎ストロベリーや果樹の周りに肥料を入れる(high-potash)

◎リンゴなどの果樹はフロストで花がやられるのを防ぐために
夜間はフリースをかけ、昼間ははずす

◎forcing(軟弱化)していたルバーブの収穫

*外側の茎から収穫したあと、
もう一度ジャーやポットをかぶせて、次の収穫を待つ

◎ルバーブに花茎が上がってくるようなら、すぐに根元から切り取る

液肥を与えて、十分な水遣りをし、コンポストなどで根元を厚くマルチングしておく

◎種まきしたものが芽を出し始めたら、S&Sに注意する

*日ごろから、カエルや鳥などが来てくれる環境を作っておく
*オーガニックのスラッグ・ペレットを少しばら撒いておく

(オーガニック用として認定されているiron phoshateが使われているスラッグ・ペレットは、
ワイルドライフやペットにも害がない)

◎果樹(リンゴなど)にwooly aphidがついていないかどうかチェックをし、
もしついていたらホースの水で洗い落とすか、ブラシでこすり落とした後、
石鹸液をスプレーしておく

◎果樹に防黴剤をスプレーする

*オーガニックの防黴剤が売られているので、ガーデンセンターでチェックして下さい



☆池の管理

◎池の水が汚いようであれば、水を替える
ブランケットウィードや枯れた水草を取り除いて、
池の三分の一の水を抜いて、水を足す

◎大きくなったスイレンの株分け

◎魚の餌は、4月に水温が5度以上になったら与え始める
(魚が水面に上がってくるのでわかる)
初めは2日に1度の割りで、数分でなくなる分量を与え、徐々に増やす

◎使用する前にポンプやフィルターをきれいにして安全を確かめる



          (まだボロ雑巾のような冬毛を着ているキツネ君はぽかぽか陽気に居眠り中)

☆Wildlife

◎暖かい日が続いたので、鳥たちは早めに巣作りを始めていますが、
4月はまだ餌が十分ではないので、バードフィーダーやバードテーブルに
鳥の餌を補給するのを忘れないように!

◎バードバスの掃除と水の取替えを忘れずに

◎鳥の巣箱を掛ける
巣作りの材料になるウールや乾燥したコケなどを用意してやるとよい
(でないと、鉢や盆栽の苔を剥がして持っていかれますよ〜!)

◎垣根のトリミングをする時は、巣を作っていないかよく確かめて、ヒナが巣立つまで待つ



☆スプリング・クリーニング

◎芝刈り機の手入れ、その他の園芸用具の手入れ

◎pathやpatioなどの掃除

◎温室のガラスやフレームをきれいにする



*追加など書き込む可能性があるので、時々見直してくださいね
 
(これはイギリス基準に書いていますので、日本とは少し違ったところもあります。内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さ
い)

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