日本は台風の影響で、大雨になるところが多そうですね。
被害のないことを祈ります。
こちらイギリスは、週末に掛けてようやく気温もあがり良いお天気になりそうとの
予報です。

このところ、みなさまのキッチンガーデンの様子をお聞きしていませんので、
新スレッドを立てました。
野菜やフルーツ、ハーブなどの出来具合はいかがでしょうか。

うちは、はっきり言って、今年は出遅れでまったくだめです。(×_×;）
バタバタしていて、コンポストが切れてしまっているのに１ヶ月
も買いに行けなかったというお粗末な話もありまして・・・
先月は低温と日照不足で、種まきは失敗するし、苗は育たないし・・・
といった具合です。
チリー（トウガラシ）やスィートペパーの苗は、１０ｃｍから
まったく成長せずナメクジにやられてしまうし、苺は雨のせいで
水っぽいし、レッドカラントはネット掛けが遅れて鳥さんに
食べられてしまうし、プランターに植えたトマトも、やっと
小さい実がつき始めたところです。

サラダ用のレタスなどとハーブ類は、まあまあ。
外に植えたバジルが低温で生長しないのを除けば、元気に育って
毎日の料理に役立っています。

そうそう、Greek basilにちょっとハマッテいます♪
普通のバジルに比べるととても小さい葉ですが、香りはもっと
強いので好き嫌いがあるかもしれませんが、サラダに混ぜてよし、サンドイッチにサラミなどと一緒にはさんでよし、魚肉類の香り付けにもいいですよ！
台所の窓際で、毎日の水やりだけ欠かさなければ、機嫌よく育ってくれます。
英名はGreek basilですが、ギリシャ原産ではなく、イギリスには
イタリアから入ってきたようですが、原産地はチリーだとか。

☆いろんなものに合うGreek basil dressing をご紹介しますね。

Greek basil　　　　　　　　刻んで大匙３〜４
ニンニク　　　　　　　　　１片
シャロット　　　　　　　　１個（なければ玉葱小1/4でもいいが、　　　　　　　　　　　　　　シャロットの方が香りが良い）
オリーブ　　　　　　　　　大６個
トマト　　　　　　　　　　小１個（できればプラムトマト）
ディジョンマスタード　　　小さじ１
バルサミックビネガー　　　大匙１
レモンジュース　　　　　　大匙１
すりおろしたレモンの皮　　少々
*******
塩・胡椒　　　　　　　　　適量
オリーブオイル　　　　　　1/4カップ

ミキサーかフードプロセッサーで材料を良く混ぜて、そこにオリーブオイルを加えてさらに混ぜ、塩コショウを加える

＊＊＊イギリスの大匙は、tablespoonと言って、日本のカレー用のスプーンより大きいくらいです

暑い夏が始まります。
風の通る庭の木陰は、一番気持ちのいい場所になりそうですね。
鳥の声を聞きながら、ランチや冷たい飲み物で、リラックスした
ひと時を過ごすのは、短い夏の楽しみのひとつです

(と、書いたのですが、今のイギリスの天候では、短い夏でさえ
やってくるのかしら・・・と言う気もします。）


☆５－６月と大量の雨が降り、今も降り続けていますが、イギリス南東部は
ホースでの水遣りは引き続き禁止なのかどうか・・・？
でも、ヒョウが降った翌日に真夏日になることもあり得る国ですから、
水遣りの工夫は必要だと思います。

◎特に毎日の水遣りが必要なもの
ハンギングバスケット・ポット・コンテナー植えのプランツ、
植えたばかりのプランツ（６月に移植したばかりの１年草も）
ダリアやヒューシャなど
レタスやほうれん草などの葉物野菜、トマトやマロウなど、
サヤがふくらみ始めたマメ類

◎それ以外は、毎日だらだらと水をやるのではなく、週のうち
２－３回たっぷりやる方が効果的で、植物に日照りに対する
抵抗力もできる

◎マルチングが遅れている場合は、今からでもやっておくこと

◎ホリデーの間の水遣りの事を考えておく
（お隣に頼む、鉢植えやハンギングはまとめて日陰に移して
おくetc.)

☆雑草抜きを定期的にして、同時に害虫もチェックする

☆引き続き、２年草の種まきをする
（寒い所では中旬までに済ませる）　
foxglove,　honesty(Lunaria annua),　evening primrose,
ワスレナグサ、ウォールフラワーなど

☆引き続き、softwood と semi-ripeのcutting（挿し芽・挿し
木）をする
多年草ウォールフラワー、ペンステモン、バーバスカム、Lamium maculatum、
diascia(ディアスシア）、pinks(ナデシコ類）、
クレマティス、シュラブ類など

☆cutting（さし芽）の根付いたものを、定植する

☆コニファーや　hedge（垣根）の刈り込み

☆花が終わったベディングプランツを刈り取る

☆２番花の咲くものや、花期の長いものはカットバックして、
水と肥料を与える

☆晴れた日を選んで、種取りをする
保存するものは、密封容器に入れて冷蔵庫に
そうでないものは、すぐに蒔く

☆春咲き球根の堀上げと株分け

◎チューリップ、ヒヤシンス・・・毎年（ただし、私の経験では
イギリスでは原種などを除いて、チューリップは１年限りで、
毎秋新しい球根を植えるほうが良いと思います。）
ダフォディル・・・２〜３年毎
その他のものは混み合って来たら適当に

◎堀上げて乾燥させた球根は、根をハサミで切り、痛んだ所を
取り除いて浅い箱などに入れて、涼しい場所に保管する

◎オフセット（分球した小さな球根）は、花が咲くまでに
２〜３年掛かるので、気長に待つ

☆ジャーマンアイリスの株分け

☆秋咲き球根を植える
コルチカム、ネリネ、オータムクロッカスなど

☆ウィステリア（藤）の夏剪定をする
見事な花を咲かせるためには、年２回の剪定が必要

☆2週間毎にコンテナーやハンギングバスケットに肥料を与え、
小まめに花がら摘みをし、伸びすぎたものは切り詰める

☆ダリアがグングン成長する時期なので、２週間毎の肥料と
毎日の水遣りを欠かさずに

☆バラの花がら摘みを忘れずに！
２番花のために、花の咲いた３芽下で剪定する
６月にやらなかった場合は、hoeingとマルチング
肥料は７月末までに！
黒点病とウドンコ病の発生に注意すること！

☆ラベンダーの刈り取り
花が色づいて開き切る前に、花茎の元の部分から切り取って、
温室やシェッドに吊るして乾燥させる

☆定期的に芝刈りをする
夏の日照りに備えて、短く刈り過ぎないこと！


☆キッチンガーデン

◎病気やとう立ちをふせぐためにも、十分な水遣りを忘れずに！

◎サラダ用のレタス類やラディッシュ、スピナッチ、ハーブなど
を引き続き種まきする

◎トマトの下葉かきと、わき芽かきをする
支柱の高さ以上に茎が伸びてきたら、花房の上の葉を２－３枚
残してから摘み取る
（イギリス式のやり方は、４段目の房の上で切る）
追肥を与えて、土寄せをする

◎引き続き、ニンジン、エンドウ、dwarf French beanなどの
種まきをする

◎ビートルーツやコールラビなどの種まきは今月末までに

◎runner bean や dwarf French beanが柔らかいうちに収穫する

◎コージェット（ズッキーニ）の収穫
１０－１５ｃｍになったら、週に２回ずつ収穫するとよい

◎カボチャやスカッシュの花が咲いたら人工授粉をする

◎週に１回ずつ追肥を与える

◎ストロベリーがS&Sにやられるのを防ぐ
６月に引き続き、ランナーから新苗を作る準備
収穫が終わったら、来年のために茂っている葉を刈り取る
十分な水遣りと、追肥をする

◎グーズベリーやカラントの収穫をする

◎ラズベリーの要らない枝の剪定

◎Thinning fruit
'June drop'と言って、６月に自然に果実が落ちるが、それでも
まだたくさん実がなっているときには、引き続き、リンゴ、ナシ、
プラムなどの実を間引いておくと果実の大きさや味がよくなり、
病気も減らすことができる


☆池の管理

◎水温が上昇する時期なので、スイレンやホテイアオイなどで、
魚たちに日陰を作ってやる
日陰を作ることで、algaeの増えるのを抑えることもできる

◎気温の上昇につれて、水中の酸素の量が少なくなって、
魚が水面でパクパクし始めるので、ホースで水を補給する
などしてやる

対策としては、小さな池の場合、噴水の設置や水が循環して流れ
込むような装置をつけて、水が動くようにするのもよい

◎魚の数、水生植物や水辺の植物などのバランスがとれているか
どうか、常にチェックする

◎blanketweedやduckweedを取り除く（暑い時は週に１回）
太陽光線の強くなるこの時期は、急激に増えるので注意する

◎枯れたプランツが水中に落ちないように、気をつけて取る

◎ネットを張ってある池は、トンボの孵化に備えて外しておく



＊追加を書き込むことがあるので、時々見直してくださいね
　
（これはイギリス基準に書いていますが、内容について質問の
ある場合はどうぞお尋ね下さい）

☆ Summer Borders

Date : Sunday 1 /7

Time : 10:30 - 12:30

Venue : RHS Garden Wisley

RHS Members £8

Non Members £15.5

Tel: 0845 6121 253 (weekdays 9am-5pm)


☆ Organic Vegetables

Date: 2 /7

Time: 18:00

Venue : Loseley Park

Guildford
Surrey
GU3 1HS

Tel : 01483 405112.

☆　RHS Hampton Court Palace Flower Show

Date : 3-8/7

Tel : 0870 842 2223

☆　A Year in the Life of an English Flower Meadow

Date : 5 /7

Time　：7pm (doors open 6.30pm)

Venue：　Museum of Garden History

Lambeth Palace Road
London
SE1 7LB
England

Tel: 020 7261 1891
www.museumgardenhistory.org

☆　Herbs - Focus on Elizabethan Herbs

Date　：9 /7
Time　：18:00

Venue　：Loseley Park

RHS Members　：£7.95

Non Members　：£9.95

Guildford
Surrey
GU3 1HS
Tel : 0845 6121 253 (weekdays 9am-5pm)

☆　Summer Pruning of Fruit Trees and Bushes

Date　：15 /7

Time　：10:30 - 12:30

Venue　：RHS Garden Wisley

RHS Members　：£8

Non Members　：£15.5

Tel : 0845 6121 253 (weekdays 9am-5pm)

☆ Pests & Diseases

Date　：18 /7

Time　：10:15 - 16:30

Venue　：RHS Garden Wisley

Tel : 0845 6121 253 (weekdays 9am-5pm)

☆ The Mixed Borders

Date　：22 /7

Time　：10:30 - 12:30

Venue　：RHS Garden Wisley

RHS Members　：£8

Non Members　：£15.5

Tel : 0845 6121 253 (weekdays 9am-5pm)


☆　Summer Gardening & Fuchsia Show

Date　： 28－29 /7

Time　：10am - 5pm

Venue　：Capel Manor

Bullsmoor Lane
Enfield
London
EN1 4RQ

Price　：£6 adults, £5 concessions, £2 children

Tel　：020 8366 4442
www.capel.ac.uk

☆ Growing Vegetables

Date　：31 /7

Time　：10:15 - 16:30

Venue　：RHS Garden Wisley H

RHS Members　：£48

Non Members　：£58

Tel : 0845 6121 253 (weekdays 9am-5pm)