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from: ieiesanさん
2019年06月23日 07時00分46秒
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ホワイト レースフラワー
地中海沿岸地方から西アジアにかけて分布するセリ科ドクゼリモドキ属の一年草です。
元来は地中海沿岸部および南ヨーロッパの温暖な地域に自生する植物でしたが、美しい花を咲かせることから世界中に導入され、各地で逸出したものが野生化し、帰化状態にあります。
帰化状態にあるのは日本も同様で、神奈川県で発見されて以降、関東以西の各地で野生化しているのが確認されています。
ホワイトレースフラワーが属するドクゼリモドキ属の植物は約6種が知られていますが、観賞用として栽培されるのは、ドクゼリモドキの和名を持つアミ・マユス種(Ammi majus)と、イトバドクゼリモドキの和名を持つアミ・ビスナガ種(A. visnaga)で、両種共に「ホワイトレースフラワー」の名前で流通しています。
ホワイトレースフラワーの花期は5月~6月。
花期になると、伸びた茎の頂部に花序を出し、小さな花をまとまって咲かせます。
花序は径10~15㎝程度の散形花序です。
花は5㎜にも満たない5弁花で、10個前後の花が集まって小さな花序を作り、その花序がさらに15~60個集まって傘状になります。
小さな小花が集まった様子は、ホワイトレースフラワーの名に相応しい繊細で美しい花姿です。花色は白のみ。 by:ガーディニング図鑑
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