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from: momoさん
2024年10月27日 04時43分45秒
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(༼ ◕_◕ ༽(¬_¬ ) 😛 繰り下げ受給・損得・寿命は?
繰り下げ受給
「2022年4月から、75歳まで年金を繰り下げ受給できる
ようになったとのこと。
年金収入が増えると、税金など負担が増えることは
当然ですが、年金が84%増額しても、その増額分を
相殺されてしまう、あるいは、それ以上の負担を負う
ようなケースもあり得るでしょうか?」(相談者)
A:増えた年金額以上に税金や社会保険料の負担が
多くなることはありません
結論からいうと、所得金額が多くなれば、確かに
税金や社会保険料は増えますが、相殺されて増額分が
なくなってしまう、増額分がなくなった上に、さらに
負担が増えるということはありません。
例えば、65歳から年間150万円の年金をもらえる人を
想定して、75歳で繰り下げ受給をし、84%増額して
受け取れる場合の所得税の負担額を計算し、比較して
みましょう。
※公的年金等控除額と基礎控除のみと仮定、
社会保険料、その他の控除等は考慮せず
▼65歳から受け取り開始の場合
●所得税負担額......(150万円-公的年金等控除110万円
-基礎控除48万円)×5.105%(所得税率5%×復興特別
所得税率1.021%)≦0円
つまり税金はかかりません。
▼75歳に繰り下げ受給した場合
●75歳まで10年間繰り下げた場合の年金額......
150万円×1.84=276万円
●所得税負担額......(276万円-公的年金等控除
110万円-基礎控除48万円)×5.105%
(所得税率5%×復興特別所得税率1.021%)=6万239円
年間約6万円の負担となりますが、増額分が相殺される
ほどの負担でないことがわかると思います。
ただし、年金受給額が増えることで、医療費の窓口
負担や、介護保険を利用した場合の負担が多くなる
可能性はあります。
また老齢厚生年金を繰り下げることにより、
加給年金が支給停止になることがあります。
自分の年金を繰り下げる前に、負担がどのぐらい
増えてしまうのか、残り寿命も考慮して
損得理解してからがよさそうかも・・・
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