・葉っぱはしわしわの円形。
・丸い花が「一文銭」ぐらいの
大きさだったことから「銭」。

英語では「bellflower（鐘の花）」という。
名前は、「花の中に蛍を閉じ込めると、
その明かりが外へ透けて見える」ところから
きているらしい。
また、提灯の古名を「火垂（ほたる）」といい、
その提灯に似ているので「ほたる」、それが
「蛍」になったとも。

金糸梅 （きんしばい）
ヒペルカム・ヒドコート
中国原産。日本への渡来は１７６０年頃。
黄色が鮮やか。
梅雨時に咲き、雨に映える

・花水木とよく似ているが、咲く時期が
花水木より１ヶ月ほど遅いのと、花の先端が
とがっている（花水木は丸い）ことから
区別できる。

今年も東横線の土手に咲き始めました。

・「葵」とはふつうこの「立葵」のことを
指すらしい（葉がどんどん太陽の方に向かう
のところから「あうひ」（仰日）の意）。
ただし、京都で毎年５月１５日に行われる
「葵祭り（あおいまつり）」の「葵」は
この立葵ではなくて、江戸徳川家の紋所
として知られる「双葉葵（ふたばあおい）」
という名の草です。

黒種草（くろたねそう）
Nigella（ニゲラ）はラテン語の「Niger（黒い）」が語源。
廻りの糸状の葉が面白い。

釣鐘草 （つりがねそう）
何故か上向きか横向きに花が咲きます。

別名 「野薔薇（のばら）」。
ゲーテの詩による声楽曲に
「野ばら」というのがある。

この時期あちこちで咲いていますね。

・ヨーロッパでは、「蔓日日草を身につけて
いると悪いものを寄せつけず、繁栄と
幸福をもたらしてくれる」という
言い伝えがある。
また、常緑で冬の間も枯れないので、
不死の力や魔力を持っていると
信じられていた。
・別名「ビンカ」 学名から。

古代エジプトのツタンカーメン王の墓
からも発見された、由緒ある花。
（古代エジプトでは青い花が魔除けとされ
王様のミイラの胸のところに飾られた）
・鯉のぼりの柱の先につける矢車に似ている
ことから「矢車菊」の名前になった。