第3者生成の原理（１８，１１，１３）
この世はなぜ変化するのでしょうか。それは今から述べる物質、空間、エネルギの３者の「第３者生成の原理」が働くからです。この現実の物理空間は、星などの物質、空間及びエネルギの3つの状態を持ちます。そしてどれか2つの状態が出会うとそれ以外のものが生成します。例えば物質と空間の組み合わせでは、重力が作用し、物質は引力により凝縮し、高圧になりしだいに温度を上げ、遂には火の玉になり赤外線などの形でエネルギを放出するのです。地球も表面が今でこそ冷えていますが、地下のマグマは熱エネルギを発散しています。ではエネルギと空間ではどうなるでしょうか。この組み合わせでは物質が析出します。エネルギと物質では空間が生成します。このようにして３者が対等の立場で存在し、生成するので、変化が永遠に続くのです。私達も又遠い将来、この世に出てくるのでしょう。この３すくみ構造（じゃんけんのように、強弱が決められない構造：半順序構造という）が変化を止めるのを許さないのです。というより、変化すること以外選択できないのです。人生が「てつがい所」のような苦しみでなく、桃源郷のようにありたいものです。