言葉が大切（良い中毒）
「門前の小僧、経を読む」との云われのとおり、言葉は大切です。言葉は知能の領域ではなく「歩行」などと同じで「本能」の領域なので潜在意識と繋がっています。その証拠に、何かに失敗したりすると思わず「しまった！」などと言葉を吐き出します。この「思わず」というところが肝心です。つまり意識しないのです。意識は顕在意識ですが、「思わず」は潜在意識の成せる業です。ある宗教の勉強をする子供たちをテレビで見ていましたら、体をリズムに合わせ、揺すりながら歌うように経をとなえていました。あれは理にかなった勉強法でしょう。五感を利用して体に滲みこませているようでした。脳という意識だけでなくもっと原始的な体のリズムで潜在意識にそそぎ込んでいたのです。少し脱線しましたが、言葉は潜在意識と連結しているので、最初は分からないことでも言葉に出したりしていると潜在意識に刻み込まれるのです。相対論も「加速度系が相対的だから全ての系が相対的」と何回も繰り返すことで信念になることができます。おまけにこの事実は人畜無害なので安全です。したがってタバコのような禁断症状も出ません。誠にありがたい中毒です。電話番号なども聞いて「復唱」するとスイッチが記憶モードに切り替わりビシッと脳におさまるのです。相対論を脳に格納してください。