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  • from: なまずかっぱがまさん

    2007年03月16日 01時18分28秒

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    とうとう相対論


    とうとう相対論
    この前は光の速度が、じっとしている人Aさんも、動いている人Bさんも同じ値秒速30万キロに測定されるということで「誰が動いていることになるのか決められない」から「相対的である」といいました。ただし、この時AさんとBさんはお互いに「慣性系」という条件が必要でした。もしAさんとBさんが勝ってに動き回ると光の速度が同じにならないのです。そこでアインシュタイン博士は考えたのです。慣性系などという窮屈な条件をかぶせなくても自然界はもっと単純なはずであると。では勝ってな場合、つまり何の制限も無い状態で共通して観測できる現象はあるのでしょうか。実はそれが「光の進路の湾曲」なのです。光は直進すると思われていましたが太陽などの強力な重力場のそばでは空間そのものが湾曲しているのでその中を「直進」する光は曲がって見えるのです。図を見てください。星から出た光が重力場を通過するとき空間の曲がりに沿って湾曲します。ところで宇宙空間で超加速をするロケットがあり、その窓から光が差し込みます。ところがロケットの加速が巨大であるので光がロケットの中を横断する間にロケットは少し進みます。それで光は窓の反対側の内側に着く時は窓の位置より低いところに到達します。光は直進したのですがロケットの系から見ると光の方が湾曲して見えるのです。つまり加速度系での風景は重力場の風景と同じになるのです。この結果、ある「加速度系」はニセモノかも知れないといえるのです。こうして任意の系で共通して眺められる風景のあることが解かりました。これが一般相対論の根拠なのです。重力場を突破口として一般相対性理論が建設されました。どうぞ相対性理論の醍醐味をどうぞ。

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