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  • from: なまずかっぱがまさん

    2007年08月10日 00時04分27秒

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    加速度系は見かけだけ


    何が背景になるのか
    ある物体が動いたと認めるには「それ以外」のなにか背景になるものが必要です。それ以外の物に対して「ずれ」ができるので、どちらかはわからないがとにかく相対的に運動したとわかるのです。これを加速度系にまで拡張したのが相対論です。その手順ですが、図をご覧下さい。地球の重力場では真空にするとリンゴも軽い鳥の羽毛も同時にストンと落ちてしまいます。次に宇宙にロケットが浮いていて、室内は真空ですが、突然エンジンに点火して発進加速します。すると中に浮いていたリンゴと羽毛にロケットの床が同時にぶつかります。この様子は重力場の様子と見分けが付かないのです。これを等価原理といいます。このためロケットは本当に加速したことになるのか?という疑問が出るのです。実はブラックホ-ルのような見えない重力場につかまり、単にもがいていただけではないのかという解釈も否定できないのです。そのため加速度は「見かけ上は認められる」ことになりました。リンゴと床は見かけの加速度系になりました。すれ違いの分だけです。相対的な部分のみが認定されたのです。日常の運動は全て加速度運動なので全ての運動が相対的であることになり一般相対論ができました。重力場が相対論の「達磨に目を入れた」のです。

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