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創造目的学会

創造目的学会>掲示板

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  • from: from POCS MLさん

    2008年05月31日 06時44分44秒

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    「Re:創造本然の価値について、教えていただけないでしょうか?」

    > >今まで、ある対象の価値が絶対的なものとならず、相対的であったのは、その対象と、それに対する堕落人間との間になされる授受の関係が、神の創造理想を中心としたものでなく、サタン(邪心)的な目的と欲望を中心としたものであったからです。

    > という文脈からは、どうも「価値の基準を決めるのは神」であり、絶対的な価値こそが正しく、相対的な価値は、サタン的な欲望」であると書かれているような気がします。

    > 「相対的な価値」というものも、どういうものなのか、ちょっとイメージができないんですが、要するに「神が決めた絶対的な価値以外、価値観を持ってはいかん。それ以外は堕落じゃ!!」ということなんでしょうか?”


    「今まで、ある対象の価値が絶対的なものとならず、相対的であったのは」
    という部分には、
    「今までの世の中は、ものに価値があるかどうかなんて結局わからんという暗中模索の状態に陥っていた」
    という問題意識が前提にあると思うのですが、
    ブログで質問されているこの方は、この重大問題を考えていないので、捉え違いをしてしまっているのだと思います。

    それで、
    「どうして暗中模索に陥ってしまうかというと神様の創造理想を知らなかったからだ、
    神様の創造理想を中心としてみればはっきりとした価値が見えてくる」
    という明確な解答がここに書かれているのですが、
    それを押し付けのように感じていらっしゃるのでしょうね。


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  • from: from POCS MLさん

    2008年05月30日 06時32分31秒

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    「Re:価値実現欲と価値追求欲の2重目的」

    価値実現欲と価値追求欲は、似たような言葉で難しく奥が深い概念ですね。

    私も、価値実現欲という場合の「価値」は、実現するものとしての価値ということで神様の創造目的、
    価値追求欲という場合の「価値」は、自分が追求するものとしての価値ということで個体目的、
    というふうに漠然と捉えていましたが、
    議論に刺激されて、原理講論を読み直してみました。

    「創造原理 第四節 創造本然の価値」には、

    「今までの一般的な価値観は、対象が存在する目的と人間主体の欲求との相対的関係によって決定されていた。」

    「創造本然の価値は、神の創造理想を中心として、対象として存在する目的と、それに対する人間主体の創造本然の価値追求欲が相対的関係を結ぶことによって決定される。」

    「神はどこまでも、人間の心の主体であるので、知情意の主体でもある。
    したがって、人間は創造本然の価値実現欲によって、心で神の本然の知情意に感応し、体でこれを行動することによって、」

    とありました。

    今まで人間は神様の創造目的とは無関係に自己の欲求によって対象物を扱い、それが価値の根拠となっていたのですが、

    創造本然においては、神様の創造理想が中心にあって人間の価値の追求もあるし、神様の創造理想を感応するところに価値の実現欲もある、
    というところでしょうか。


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  • from: from POCS MLさん

    2008年05月29日 07時19分11秒

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    「価値実現欲と価値追求欲の2重目的」

    コメント、どうも、有難うございます。

    価値実現欲と価値追求欲の2重目的の観点から、どう捉えたらよいか、教えていただけないでしょうか?


    ▽▽▽


    ●価値追求欲⇒形になっているものの価値を見出そうとすること。⇒形状⇒個体目的

    ●価値実現欲⇒形になっていない価値を実現し全体に貢献しようとすること。⇒性相⇒全体目的


    「統一思想要綱」には、
    http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30817504

    欲望には性相的欲望と形状的欲望の二性欲望、これは、いわゆる真美善愛の生心の欲望と衣食住性の肉心の欲望があり、
    性相の欲望も全体目的と個体目的があり、形状の目的も全体目的と個体目的があるとしている。

    そして、二性欲望とは別に二重欲望の価値実現欲と価値追求欲を論じている。

    ところで、欲望は何のためにあるかというならば、それは創造目的を実現するためにある。

    人間は、生育し、繁殖し、万物を主管する三大祝福を全うする中で神様を喜ばせること、これが創造目的であり、人間の被造目的である。

    性相的欲望と形状的欲望の二性欲望、それぞれに価値実現欲と価値追求欲があるとしているが、

    これらはまったく別々に存在していると考えるよりも、心身統一の世界においては、衣食住性の肉心の欲望の中に真善美愛の価値の欲望が当然追求されるべきであろうし、別個に考えるべきでないので、

    このように性相的欲望で肉心的欲望を主管するという観点は人格教育にも関わります。

    また、芸術鑑賞においては価値追求欲が述べられているので、
    価値追求欲がすでにあるものの価値を追求するという意味だという理解は正しいと思われます。

    現実世界への適用に当たってこれらの内容を土台に少しずつ展開していきたいと思います。


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  • from: from POCS MLさん

    2008年05月28日 06時24分16秒

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    「Re:創造本然の価値について、教えていただけないでしょうか?」

    > 「相対的な価値」というものも、どういうものなのか、ちょっとイメージができないんですが、要するに「神が決めた絶対的な価値以外、価値観を持ってはいかん。それ以外は堕落じゃ!!」ということなんでしょうか?”


    私は神様の造った個性真理体には絶対的な創造目的があると思っております。

    一方人間の生活の便をなすため人間が作ったものの価値というのは一時的な生活のために便利かどうかなので常に相対的です。
    ただ、そのような相対的な価値をもってはいけないと言う意味ではないと思います。

    これはあくまでも1つの例えですが、個体目的としてはそのような相対性はつきものです。

    ただ、人間が施した加工には相対性がありますが、その素材は神様の造った絶対性を持っていますので、自分勝手に扱うだけではなく環境などの問題も関わってくると思います。

    また、それは、動植物の種という観点でも同じだと思います。

    創造本然(絶対的)の価値追求欲による欲望でもって授受作用(相対的)するというのは、
    神様の絶対的な創造目的からくる価値を理解した上で、その時々の人間の生活活動において扱う上での価値のあり方を決定していくというような意味があるのでは、
    と私は思います。


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  • from: from POCS MLさん

    2008年05月27日 06時58分21秒

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    「創造本然の価値について、教えていただけないでしょうか?」

    ブログで、創造本然の価値を、原理講論を元に説明しましたところ、次のような質問をいただきました。

    これに、どう解答していいのか、教えていただけないでしょうか?

    どうぞ、よろしくお願いします。

    ”Tさん、こんばんは。

    たくさんお答えくださいまして、ありがとうございます。やはり、コミュニケーションができるというのは、素晴らしいことですね。
     
    ひとつ、よくわからないことがあります。このテキストの
     
    >美の追求欲というのは、人間自身がその※性相と形状(内的な心と外的な肉身)とを、その対象を通じて相対的に感じようとする欲望をいうのです。

    >絶対的な価値の基準である神

    >今まで、ある対象の価値が絶対的なものとならず、相対的であったのは、その対象と、それに対する堕落人間との間になされる授受の関係が、神の創造理想を中心としたものでなく、サタン(邪心)的な目的と欲望を中心としたものであったからです。

    という文脈からは、どうも「価値の基準を決めるのは神」であり、絶対的な価値こそが正しく、相対的な価値は、サタン的な欲望」であると書かれているような気がします。

    「相対的な価値」というものも、どういうものなのか、ちょっとイメージができないんですが、要するに「神が決めた絶対的な価値以外、価値観を持ってはいかん。それ以外は堕落じゃ!!」ということなんでしょうか?”


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  • from: from POCS MLさん

    2008年05月26日 06時37分39秒

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    「性の問題」

    この件に対してとりあえず私の今やりたいと思っていることをあげます。

    > 性の問題は、神様が性を与えられた目的は何かという
    > 神様の創造目的を考えなければ解答が得られないと思うのですが、
    > いかがでしょうか。


    ①その通りと思います。
    まず、創造原理的に見ても、神様を中心とした兄弟姉妹という観点があって男女の聖別というものがありますし、
    兄弟姉妹を超えるには何が必要かというと真の父母による祝福が必要であるとなります。

    また、自己中心愛でなく真の愛で夫婦が愛し合うためにも、祝福を受けて愛を育むという観点が必要であるということになります。

    これがないので、性にまつわる自己中心性を超えられないのだと思います。


    > 神様の創造目的に基づかずに性を論じたとしたら、
    > おそらく、当事者の利害がどうかという議論に終始すると思いますが、
    > これはほんとうに問題を解決することになるのでしょうか?

    ②ただ、このアプローチも、結婚する前の純潔は相手に対する最高のプレゼントという観点や、
    本当に愛して結婚した後、その前の関係というのは純粋な愛の妨げになるという本心の利害というものがあります。

    これがアメリカでの人格教育の観点にかなり適用されているようです。
    (文先生の御言葉にもありますね)

    この人格教育をより原理的に成長期間と愛の責任分担という観点で整理すると、これらの研究はより本質的な結論を生み出し、

    ①のほうにつながっていくと思います。
    また、原理の個性完成と愛の関係がわかりやすくなりそうな気がします。

    このような私のひらめきが上手く行くかはわかりませんが、
    「創造原理」、「人格教育」、「天和堂」を参考に、
    人が個人から夫婦になるまでに備えるべき信仰と人格、夫婦としての望ましいあり方というものをできるだけ具体化できればと思うのですが、どうでしょうか?


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    2008年05月25日 06時12分05秒

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    「Re:理趣経対訳」

    > そのような内容をまとめて本質的な理解を知ることが、将来において血統を守るうえで重要なことと思います。

    私もそう思います。

    性の問題は、神様が性を与えられた目的は何かという
    神様の創造目的を考えなければ解答が得られないと思うのですが、
    いかがでしょうか。

    神様の創造目的に基づかずに性を論じたとしたら、
    おそらく、当事者の利害がどうかという議論に終始すると思いますが、
    これはほんとうに問題を解決することになるのでしょうか?


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    2008年05月24日 06時28分17秒

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    「理趣経対訳」

    理趣経の対訳のページを紹介いたします。

    大樂金剛不空眞實三摩耶經  般若波羅蜜多理趣品
    http://www.sakai.zaq.ne.jp/piicats/risukyou.htm

    トーマス・リコーナの「人格教育のすべて」に、なぜ純潔を守ったうえで結婚しなければならないかということのヒントになる内容が沢山ありますが、
    性の本来の清浄な境地という内容において文先生のほかに語れる方はいません。

    純潔の問題は、性はどうあれば本来の清浄な姿となるかということに納得いく解答を与えなければならないと思います。

    そのような内容をまとめて本質的な理解を知ることが、将来において血統を守るうえで重要なことと思います。


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    2008年05月23日 06時42分40秒

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    「ヒトDNA組み換え修復治療の可能性」

    最近、従来不可能とされてきた遺伝子修復に対する研究に光が差し始めていますね。

    「DNA修復ネットワークとその破綻の分子病態」という本も出ているのですね。
    http://www.kyoritsu-pub.co.jp/pne/libs/2001/extra02.html

    また、人の遺伝子修復機構の研究も4年前に発表されていますね。

    ヒトDNA組み換え修復の分子メカニズムの一端を解明
    http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2002/020816/index.html

    「ヒトの生体内において遺伝子損傷の修復に中心的な役割を果たすタンパク質の立体構造を決定し、その修復機構を解明することに世界で初めて成功。

    Rad52は、わが国で推進している『タンパク3000プロジェクト』として解析してゆくべき重要なタンパク質に位置づけられています。

    DNA組み換え修復機構が損傷すると、がんや遺伝病の直接の原因になることが報告されており、このタンパク質の構造決定は、がんが発症するメカニズムの解明に重要な知見を与えるだけでなく、人工的にDNA組み換え反応を生体内で行うといった、より効果の高い遺伝子治療へと発展する基礎技術となるものと期待。」


    また、さらに、DNA複製や細胞分裂の様子をリアルタイムで観察する新技術 - 生物発生のメカニズム解明やがんの診療・治療薬開発に新たな道 -ということで観測技術も進んでいますね。

    DNA複製や細胞分裂の様子をリアルタイムで観察する新技術 独立行政法人 理化学研究所プレスリリース
    http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2008/080208/index.html


    従来不可能とされてきた遺伝子治療が、このような修復機能が研究されていく中で、可能になる可能性が出て来ましたし、一部にはすでに前の投稿で紹介した、亜鉛の指で「遺伝子治療に新たな光―「亜鉛の指」でDNAを自己修復」の内容にあるようなことが可能になってきています。

    遺伝子治療に新たな光――「亜鉛の指」でDNAを自己修復 WIRED VISION
    http://wiredvision.jp/archives/200507/2005070706.html


    これからは、一部の細胞に、このような治療を施しながら、栄養素を与えて、細胞分裂を施し、アポトーシスの機能で異常細胞を減らして、本来の状態に戻していくというような治療が少しずつ可能になっていくかもしれないですね。


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    2008年05月22日 06時37分45秒

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    「Re:法と道徳」

    法と道徳の前に道徳と倫理と言う問題もありますね。

    倫理は、学校の教科では昔は倫理社会などといって社会の中に入っていました。
    今は独立して倫理として教えられることもあるようです。
    倫理は教科として成り立っていて、道徳とはまた別と考えられているような気もします。

    ちなみに、「辞書 大辞泉」では

    道徳
    人々が、善悪をわきまえて正しい行為をなすために、守り従わねばならない規範の総体。
    外面的・物理的強制を伴う法律と異なり、自発的に正しい行為へと促す内面的原理として働く。

    倫理
    人として守り行うべき道。善悪・正邪の判断において普遍的な規準となるもの。道徳。モラル。

    となっており、倫理は道徳と同じようですが、道徳の判断の規準となる理(ことわり)ということでしょうか。

    この理は、本来ならば神様の創造理想からくるものでなければなりませんが、倫理の教科書を見ればわかるように、過去の哲学者や宗教家が説いた思想史を学ぶだけのものとなっている気はします。


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