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2006年10月25日 15時42分29秒
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時空を超越した世界
霊界は時空を超越した相対的関係の世界だと思います。ここで皆様にお聞きしたいのですが、量子や宇宙が時空を超越して結びついているというのは、これらの物質の
霊界は時空を超越した相対的関係の世界だと思います。
ここで皆様にお聞きしたいのですが、
量子や宇宙が時空を超越して結びついているというのは、
これらの物質の性相的部分が結びついていると考えるべきか、
有形実体世界よりも先に創造された無形実体世界において結びついていると考えるべきでしょうか?
また、インフレーション理論でいうマザー・ユニヴァースやアーヴィン・ラズロ博士のいうメタ・ヴァースは神様のことなのでしょうか、霊界のことなのでしょうか、それとも、有形実体世界の性相的部分のことなのでしょうか?
どのように考えますか?
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2007年12月25日 07時11分49秒
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「理趣経」
理趣経は、すべての欲望は本来清浄だと説く経典であることが有名ですが、
その理由は、すべての欲望は本来、大日如来たる神によって与えられた創造本性であることであり、
それが、そうでなくなってしまった理由は、自己中心により善の達成(創造目的を神を中心とした四位基台造成による四大心情圏と三大王権の確立、三大祝福の完成)以外にそれが用いられるからだと言えます。
そのような観点で、下記の第三段を読むと理解が深まると思います。
しかし、これを大儀をなすためには何をしても良いと勘違いをすると本来の趣旨から離れてしまうように思われます。
ネット上で見つけたものを添付します。
RisyuKyou
http://www.sra.co.jp/people/aoki/Buddhism/RisyuKyou/RisyuKyou.html#p4
第三段 悪にその性なし(降伏の法門) 釈迦牟尼如来の章
大日如来は、従い難いものどもを、心身を制御することによって、煩悩や悪行に打ち勝つという調伏の修行に励む釈迦牟尼如来(お釈迦様)の姿になり、すべての法は平等で、善悪を離れているという最も勝れた境地をもたらす教えを説かれた。
これは真実の智慧の理趣(みち)である。
貧り(むさぼり=貪欲:自己の欲するものに執着して飽くことを知らないこと)は、その本質からすれば、善悪の分別も、それに執らわれた表現も超えたものであり、人によっていかなる善にも活かすことができる。
貧りがかかるものである以上、瞋り(いかり=瞋恚:自分の心に逆らうものを怒り恨むこと)も同様で、善悪の分別も表現も超えたものである。したがって、もし我執することなく、それを善に活かしきれば、邪悪に打ち勝つための大きな瞋りが生み出される。
このように、瞋りが善悪の分別を超えたものであるとすれば、痴しさ(おろかしさ=痴愚:根本の真理を知らないこと)も同様で、善悪の分別を超えたものである。ゆえに、小さな自我に執らわれず、それを善に活かす時は、これが愚かとか、あれが賢いなど、物事の理非をあれこれと言いたてるような、小さな痴しさを超越して、大きな痴しさの境地に至るであろう。
このような三毒と呼ばれる貧りと瞋りと痴しさの悪しき心の働きは、すべて相対的な区別にたった認識に過ぎず、すべてのものは善悪の区別や表現を超えたものなのである。
したがって、すべてのものが、その本質において、現象の上に見られる相対的な区別や表現を超えたものである以上、この本質を知るための真実の智慧の理趣も同様に、かかる区別や表現を超えたものでなくてはならない。
こうして「悪はもともと悪ならず」という善悪を超えた法門を説き終わり、大日如来は金剛手菩薩に呼びかけられた。
金剛手菩薩よ。もしあなたたちがこの「悪にその性なし」という理趣を聞いて、これを読み誦え、身に保ち持っていたならば、たとえ三界の一切の生き物を殺したとしても、決して悪の報いを受けて地獄に墮ちることはない。
それどころか悪しきものを調伏(うちなび)かしたことの果報を得て、速やかに無上正等覚(さとり)を証することであろう。
かくて、金剛手菩薩は、この悪を調伏する教えを、より一層に明らかにしようと考えて、手に降三世の印を結び、蓮華の花のような美しい微笑みをうかべながら、一方では、はげしい忿怒の表情で、眉をひそめて睨みつけ、鋭い牙を出しながら、法力を以て仏敵や怨敵や魔障などのすべての悪を降伏する(討ち倒す)姿に変身された。
そして、この教えを一字で表わす聖音「フーン」を唱えたのであった。
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