私は只今病院から帰って来ました。
私は血の気が多いわけでもないでしょうが、高血圧症なんですよ。おまけに脳腫瘍の一種である下垂体腺腫、腫瘍はごく初期で自覚症状は全く有りません。
ちょっと話させて下さいね。高血圧症が分かったのは、平成１３年の秋の有る二、朝食を食べていたら左手の指が勝手に動きました。私はすぐなじみのかかりつけの医師の処に行きました。医師は私の血圧を測って下さり、

「血圧が１９０もあるじゃないか！ぶっ倒れるぞ。鍼灸師がこれではいかんな。」
それ以来、４週間に一度医師の診察を受け、降圧剤をいただいているのです。
今日は１１８と血圧は正常でした。
医師は私に質問されました。

「けんちゃん、最近はお乳は痛くないかね？」


「おかげさまで、まだホルスタインにはなっていません。」

「そうですか、たまにはお乳が出た方が良いのかも知れないよ。」
私は沈黙、看護師さんと私の妻は大笑い、
男性の私がなぜ乳が出るか心配しなければならないのか。ノブピーさん分かりますくか？
それはね、下垂体と言う組織は自律神経の中枢で、私の病気になると、プロラクチンが異常に分泌されて乳腺を刺激し、酷い時は男性でも乳汁が出るのです。

この腫瘍は三年程前にみつかりました。まあ、私は色々な病気と仲良くして生活しますよ。
有りがたい事に、この腫瘍は良性で進行は緩慢だそうです。医師の話では１０年か１５年は自覚症状は出ないだろうと言う事です。薬も一切服用していません。
私は後二つ不時の病を持っています。
一つは網膜色素変性症、この眼の病は現代の医学では根本的な治療法はありません。
のぶぴーさん、私はね、どうせ見えないのなら私に仲良くして下さる女性はみんな美人だと勝手に決めているのですよ。だから今、目が見えたらいけないのです。もし見えたら現実にショックを起こして人生観が狂ってしまうんじゃないですかね。
最後に残った大病は重度の金欠病ですかな。
のぶぴーさん、お邪魔しました、また、明日ね