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from: きくちゃんさん
2017/12/26 12:46:06
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mezase
めざせSGレーサー第11話
翌朝一輝達は朝食を済ませ移動のバスに乗って、福岡競艇場入りした。
この日一輝は第10レース一回走りだった。
一方拜郷は、第9レースと第12レースの2回走りだった。
拜郷と一輝はペラ調整室に入ってペラを叩いていた。
ペラを叩きながら一輝は拜郷に話し掛けた。
「拜郷さん、俺今節優勝をめざします」「最低でも準優出をめざします」拜郷は突然の一輝の言葉にギョッとした。
「こいつ、何を焦ってるんだ!」「でもこいつのスタート力なら・・・」「いや、でもそんなにこの世界は甘くない」と心の中でつぶやき拜郷は一輝にこう言った。
「一輝目標を持ってレースする事は良い事だが常に自分と相手の命が危険に晒されてる事を忘れるなよ」「そしてここに居る人達はみんなプロだから、プロの世界は甘くはないぞ!」「でもお前のそのスタート力があればいけるかも知れない!頑張れよ!」一輝は「はい!」と答えた。
そして拜郷のレース、拜郷は5号艇で5コース進入。
スタートが遅れて6着と惨敗した。
一輝は「よーし俺が拜郷さんの分も頑張るぞぉ!」と勢いよくスタート展示に飛び出した。
スタート展示・周回展示を終えてピットに戻った。
そして本番レース、一輝の乗る艇は赤い勝負服3号艇だ。
一輝は敬礼をして艇に乗り込んだ。
モーター始動のランプが点灯してモーターを始動した、そして出走ランプが点滅して勢いよく水面へ飛び出した。
一輝は艇をスローダウンして4コースか5コースに入れるように艇を進めた。
が、しかし誰も新人を内に入れようなど考えてなかった。
一輝は「よーし上等だ!」「6コースからマクってやる!」その様子をピットから見ていた拜郷が「一輝ムリだけはするなよ!」と呟いた。
一輝は6コースに艇を向けた一輝は「大時計が一番よく見えるのが、この6コースなんだ!」と、呟いて大時計の12秒針が回り始めて一輝はスタートのタイミングを計った。
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