退院したので久しぶりに一輝君を書きました。

めざせSGレーサー第21話

時は流れて1年10ヶ月の月日が経った。
一輝は初めてのG1に芦屋周年記念に出ていた。
モーターは複勝率55％の好モーターを手にしていた。
今日は準優勝戦の2号艇だ。
一輝はモーターパワーを活かして初日から1着・3着・3着・4着・2着2着で、準優勝戦にコマを進めていた。
準優勝戦は第11レースだった。
一つ目の準優勝戦が終わり一輝達二つ目の準優勝戦のスタート展示が始まった。
スタート展示と周回展示が終わりピットに引き上げて選手控室に入った。
そして時間が来て選手控室から出てきて整列して敬礼をした。
そしてボートの前で、敬礼をしてボートに乗り込んだ。
始動のランプが点いて、全艇モーターを掛けた。
出走ランプが点滅し出して、3回目の点滅と同時に全艇水面に飛び出して行った。
2マーク付近で待機行動をしていた。
一輝は「これに2着までに入れば明日の優勝戦に乗れるんだ！」「こんな事を今考えちゃ　ダメだ！無心になるんだ！」進入コースが決まって行く中、一輝はセンターのカド4コースを選択。
後方にボートを下げて大時計を見据えた。
進入ポジションが固まり、進入は内から1番3番6番2番4番5番の並びになった。
12秒針が回り始めて全艇轟音鳴らしながらスタートラインを通過して行った。