めざせSGレーサー第25話

優勝戦の朝、一輝と師匠の渡瀬は足合わせをしていた。
そこに福岡の今鷹信正と同じく福岡の内田正次が加わって、優勝戦メンバー4艇の足合わせになった。
その中でも一輝の足は伸びが違っていた、同体で並んでいても半艇身から1艇身交わした。
4人はピットに引き上げ選手控え室に向かった、途中モーター整備室で作業をする東京の四辻哲夫を見かけた。
一輝は「四辻さんは熱心だなぁ！」と呟いた。
すると師匠の渡瀬が「お前も見習わんか！」と怒られた。
そして時が過ぎて優勝戦の時間になった。
優勝戦メンバーが本番レース選手控え室から出て来て、整列して敬礼をしてボートに乗り込んだ。
始動のランプが点りモーターを掛けた。
そして出走のランプが点滅し出して、3回目の時全艇勢いよく水面に飛び出した。
2マーク付近で待機行動をしていた。
そこえ4号艇野原が前付けに動いて来た。
一輝は「野原さんあなたが来る事は予想していたよ！」一輝も抵抗して張り合って行った。
「野原さんインは譲らないぜ！」野原は「小僧！俺と張り合うのか！」一輝はインを取りきった。
進入ポジションが決まり、進入は内から1番4番2番3番5番6番となった。
大時計の12秒針が回り始めて全艇轟音と共に走り抜けて行った。
1番と4番内2艇が好スタート。
1周1マーク全速ツケマイに4号艇。
それを見ていた一輝はブロックしながら張り気味に旋回。
そこえ黒の勝負服2号艇が差して来た。