大雪山、浅間山、立山等々、当地妙高山・火打山と各地から初冠雪の便りが聞こえてきます。
今年は、豪雪か？暖冬か？との予報・予想・憶測もチラホラと聞こえてきますが、そんな声を聞くたびに一喜一憂する私です。
大先輩である大沼先生の｢雪は降ってみなくちゃわからない｣という言葉に、自分の小物ぶりを感じてなりません。

ここ数週間、福島の吾妻小富士のふもとで仕事をしています。
当初は標高1700mほどのところがやっと紅葉を始めていたのが、今では大分里の方まで降りてきました。
ハラハラと散る落ち葉と、カサカサと風に鳴る枯葉の音に、一歩一歩近づく冬の訪れを感じます。
そこで一句、

枯れ落ち葉　つもる景色を　思い出し　　　

「Re:はじめまして」
探検の殿堂 さん
お待ちしておりました。ご参加ありがとうございます。
雪結晶づくりの句、いいですねぇ。

最近は３人も新規メンバーが増えとてもうれしいです。

　雪だるま　式に増えるか　雪俳句　

小学校では、運動会が一息ついて、遠足シーズンを迎えています。
探検の殿堂には、主に３年生が中心に来館され、
紋切り型（紋形を切り抜くための型）と折り紙を使い、
様々な雪の形（結晶）を切り出しては、
コースターにするという工作を楽しんでいただいています。

きまりごとが多くてかた苦しいと思われがちな「紋」ですが、
江戸時代、人々は見立てや駄洒落で「かたち」を遊び尽くしていたそうな。
見本となる作品を作るため（すぐにちょーだいと言って、持って帰られちゃうので、次々に見本をつくる必要があります）、
今日もセッセと雪結晶づくり。

そこで、一句。

紋切り型　　独創“珍”雪形で　　悦に入る

型に嵌っているようではまる必要がないのであればと、
独自の雪結晶を作り出しては、
一人「フッフッ…」と不気味な笑みを浮かべている今日この頃です。

「Re:今日の一句」
新しい視点からの雪氷俳句・・・うなります。
小雪崩・・・

大雪崩の前に、人工雪崩（ガゼックス？）をおこして
おくこともありかなあ・・　ないか。

先日、私の妻から「子供をかわいがっていない」という
耳の痛〜い（かつありがたい）話を頂きました。

自分としては、かわいがっているつもりでしたが、
違う目線で見ると、まだまだのようです
よく考えると、雪の仕事が面白くて、自己研鑽に
時間を割きすぎの自分がいたような気がします。

でも、何年かして、いきなり言われるよりかは
比較的早い段階で意見を聞け、
自省し、子供にいい思い出が残せるように行動しようと
話し合いをすることで対応しました。

そこで一句

夫婦坂　子供のことで　小雪崩
融雪パワーで　デブリかき消す

夫婦の坂といういろんな事象が降り積もる斜面において
今回は子供のことで小雪崩が発生した。
何もしなければ、デブリが消えるのに時間が掛かるが
今回は小雪崩かつ話し合いという「融雪パワー（カーボンブラック？）」
で、双方の思い（ここではデブリ）を早期に融解させた。
今後も、大雪崩にならないように、
コミュニケーションを大事にしようという
想いを詠んでみました。

家庭の小さな話題にて、失礼いたしました。

セレニティさん、ようこそ！。
気楽に楽しんでいただければ幸いです。

「Re:よろしくお願いいたします。」
ようこそ、「配人86号」さん。
本当に久しぶりの新加入でして、とてもうれしいです。
さっそく素敵な句をありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。

ＰＳ
もし差し支えなければ速報メールの設定を「使う」にしていただけませんか。
事務的な連絡等に速報メールを使っておりますので。
とはいってもたまにですが・・

こんにちは。「配人86号」です。
本日より、皆様のサークルに参加させていただくことに
なりました。
自己紹介は、参加メンバー内に明記させて頂きました。
そちらを、ご確認頂ければ幸いです。

それでは、今日の一句

旭岳　雪のたよりを　耳にして
北東気流に　思いをはせつつ

家族の故郷の北海道では、もう雪の便りが届いている。
今住んでいる東京では、北海道オホーツク海付近に位置する
高気圧による北東気流により、ひんやりしている。
このことは、北海道と同じ空気をすっているんだな〜
と故郷と家族を想ふ気持ちを詠んでいます。