小学校では、運動会が一息ついて、遠足シーズンを迎えています。
探検の殿堂には、主に３年生が中心に来館され、
紋切り型（紋形を切り抜くための型）と折り紙を使い、
様々な雪の形（結晶）を切り出しては、
コースターにするという工作を楽しんでいただいています。

きまりごとが多くてかた苦しいと思われがちな「紋」ですが、
江戸時代、人々は見立てや駄洒落で「かたち」を遊び尽くしていたそうな。
見本となる作品を作るため（すぐにちょーだいと言って、持って帰られちゃうので、次々に見本をつくる必要があります）、
今日もセッセと雪結晶づくり。

そこで、一句。

紋切り型　　独創“珍”雪形で　　悦に入る

型に嵌っているようではまる必要がないのであればと、
独自の雪結晶を作り出しては、
一人「フッフッ…」と不気味な笑みを浮かべている今日この頃です。