雪もなく　真の希望は　どこにある

暖冬も　痛んだ心に　雪を待つ

・・・
今回は心理描写にこだわりました。

　どうも。
　はじめまして。
　勝手に登録させていただきました。
　
　某大学の学生と言えば、心当たりのある方もおられるかと思います。
　ぼちぼちと俳句、詩の投稿をしていこうと思います。
　よろしくお願いします。
　

書き込みが増え、うれしいです。
もっと多くの人にメンバーになってもらいたいですね。

１月２０日、２１日と長岡市山古志地区で「越後雪かき道場」を開催しました。山古志の雪かき名人から、雪かきの極意を学びました。

◆新潟日報　>> 「雪かきの極意、都会人に伝授」
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=2&newsNo=230468

○　山古志に　行かねばできぬ　雪下ろし
○　屋根の上　青空の下　雪下ろし
○　冴えわたる　達人の技　師範代

真冬日を　弾く顔の　通学路
温暖化　たまの寒さが　身にしみる
雲間ぬう　弱き冬陽を　愛おしむ　

雪原に　雪の足跡　果てしなく

新春に元N潟大学のK林先生（現N潟電機）から、賀状を頂ました。
素敵な句が添えられているので、ご紹介させていただきます。
（ご本人様には了解を頂きました。）

・雪が降る　まわりの音を　消しながら
・風を切り　曲った氷柱　陽に光る
・豪雪の　地にはなかなか　春遠し
・雪国の　盆梅の蕾　うす緑
・残りたる　雪を汚して　黄砂かな
・つぎの山　次の山へと　まだら雪

今日は、いい天気です。
屋根からの雪融け水が雨どいを伝い、流れ落ちる音がうらめしい。

土曜日の長岡の用事は、結局お泊りコースになってしまいました。
急な宿泊にも関わらず、高級ホテル（ニューオータニ）を格安でとって頂き、地元の方には大感謝です。
おかげでひさしぶりにリッチな朝食を食べることが出来ました。
そこで一句。

しんしんと　降るより深き　情けかな

やっぱり、雪国は男も女も情が深いですね。

雨は夜更け過ぎに、雪へと変わりました。
平野部の雪は、濡れた暖かい雪です。
雪を暖かいと言うのは、雪国の人だけでは無いのでしょうか？
でも、こんな雪は積もらない変わりに外出するとグッショリと濡れてしまい、実は一番冷たい雪でもあります。
こんな日は、何もしないでコタツでお酒なんか飲んでいたいのですが、これから所要で長岡に行かなければなりません。
そこで、一句

惚れぬいた　女のような　雪と酒

まぁ意味は色々です。悲喜交々です。人生の全てかも知れません。
女も雪も酒も、温かいし冷たいし、笑いもしたし泣きもしました。
でも、これ無くしては自分の存在価値が見えないような気がします。
言いすぎでしょうか？

身勝手に　雪の銀河を駆けめぐり　夢が覚めたら地に戻ろう

これも俵万智風に。。。

　　　美瑛の想い
　　　　　　　　　神戸忠雄

　雪原に
　大の字になって寝てみれば
　楡の枝の隙間には
　青い空と舞い落ちる雪

　口を大きく開けてみれば
　真っ白な汚れのない
　小さな雪が舞い込んでくる

　好きだよと
　新しい恋い始めよう
　そんな想いが駆けめぐる

　彼女と歩く
　楡の並木の傍らで

・・・
こんな詩が書けるなんて・・・
まだまだ若いのかな？