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from: ヤマネコさん
2007年01月11日 17時07分06秒
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トゥンポ冷麺
野宿してまでサムチョクに留まったのには理由がありました。
私、別にヨン様のファンでもないので、サムチョクに行く用事は無かったんですが、
サムチョク市内(山間部)に、トゲ邑(道渓邑)という町がありまして、
そこにある老舗冷麺屋・トゥンポ冷麺に行きたかったのです。
だから、ついでにサムチョク市内も観光するかぁと思って、結果が野宿。
最初行ったのは夜が明けた元旦。
開店時間を予想して昼まで鉄道の駅・トゲ駅で暖をとりながら待つ。
結果、1/1ということで開店せず、この日は食べられなかった。
バスでテベク(太白)まで行き、昼食を食べてまた市内バスに乗ってテベク石炭博物館などを見てまわった。
この日はテベク泊。
前日ほとんど寝ていないので朝までゆっくり寝て、翌日に再チャレンジ。
10時45分頃トゥンポ冷麺の前を通ったら、昨日は閉まっていた門が開いている。
チャンス!!
恐る恐る食堂内へ。おばちゃんがいた。
冷麺が食べたいのですが、というと、まだ開店前だから、30分後にまた来なさいと言ってくれた。
再びトゲ駅で待つ。
時間が来たので店に向かう。
席に座って冷麺を待つ。
そしてやってきたトゥンポ冷麺の水冷麺。
とうがらしがかかっていて、珍しいと思いませんか?
冷麺の味はあっさりしていて優しい味。これが本場のピョンヤン冷麺なのかな。
一緒に付いて来た白菜キムチが白かった。
北のキムチは唐辛子をあまり使っていなくて辛くないよ、ということだが、
これは忠実に守った味ではないでしょうか。
北の出身者が故郷の味を想って開店した、実に感激の味。
このトゥンポ冷麺、65年の歴史があるそうです。
苦労して行った甲斐がありました◎
(訪問日2007.01.02)
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