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from: ヤマネコさん
2007年06月28日 15時50分04秒
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瑞山市海美面 プヨ食堂
3月の韓国旅行の時、忠清南道瑞山(ソサン)市にある海美邑城(へミウップソン)へ行った・・・・。
まずは腹ごしらえ。
ちょっと前まで韓国の食堂は外から中の様子が一切見えない完全武装方式をとる食堂が多かったのだが、最近のソウル中心部では明るいガラス張りの食堂が増えたような気がする。
これは良いことだ。
しかし、地方へ行けばまだまだ多い。
この食堂もガラス張りには間違いないが、何せ半透明。中の様子はいかほどか。
店の前を2往復ほどした後、勇気を出してドアを開ける。
情の深そうなアジュンマが一人出迎えてくれた。
店内はこじんまりとした造り。テーブル席に座ると、今日は寒いんだからオンドル床に上がんなさいなと言ってくれた。
アジュンマが作ってくれたキムチチゲは、ほどよく酸っぱくなった白菜キムチと厚切りした豚肉がたくさん入った家庭の味。
キムチチゲの写真を撮ると、「なんでこんなもの撮るの!恥ずかしいじゃない」としきりに照れる。
なので、こんな手ぶれ写真になってしまった。
同じテーブルでアジュンマも食事をとる。
アジュンマがサービスに自分のおかずであるチョギの辛煮を1匹くれた。
私は御礼として、キムチチゲと一緒に出されたパンチャンを二人一緒に食べようと言った。
次第に自分の母親と一緒に食事しているみたいな気分になった。
アジュンマは韓国の女性らしく、テレビのドキュメント番組を見ていてはその悲しい内容に「チッチッ」と言いながら時折そっと涙を拭いていた。
食事を終えた私は、アジュンマと固い握手をして去って行ったのでありました。
(訪問日2007.03.11)
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