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from: ヤマネコさん
2010年07月21日 19時56分55秒
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ハルキを語る、を語る
ソウルの本屋をうろついていたら、こんな本が売られていました。。。
ムラカミ ハルキ
1Q84を語る
喪失の時代(注:ノルウェイの森の韓国題名)から1Q84までの彼の文学に関する談論
ハルキは果たしてノーベル文学賞を受賞するだろうか?
孤独な人々はハルキの世界から離れられない
・・・とまあ、こんなことが表紙に書かれています。他の方の書いた村上春樹の解説本のようです。
(へたくそな翻訳ですみません。。。間違っているところがあったらお知らせプリーズ)
韓国人に一番人気のある作家は誰かと訊けば、大多数が村上春樹氏を指折るでしょう。
事実、村上春樹氏の本は韓国でほとんどが翻訳されて出版されており、出せばベストセラーというほどの人気ぶりです。
しかし。。。この「ムラカミ姓」を取っ払っていきなり下の名前のハルキって呼んじゃうあたり、やっぱり韓国だなぁと思います。韓国には苗字が300数個しか無いから、フルネームもしくは親しい人にはいきなり下の名前で呼ぶんですよね。姓は重要視されていないってことです。
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この写真は2009年8月13日にソウルで行われた韓国対パラグアイの親善試合のときのものなんですが、ゴールを決めてハナニム(神様)に祈りをささげるパク・チュヨン選手に駆け寄る背番号17番のイ・スンヒョン選手(以下スマニ)の名前表記も「SUNGHYUN」となっています。(ムフ。単にスマニの写真を使いたかっただけかも)
しかし、日本人にしてみれば、「ハルキ」って聞いたら村上春樹なのか角川春樹なのかどっちやねん、という世界です。
日本人は苗字を大切にしますから。icon拍手者リスト
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