皆様、こんにちは。

やや、避けて通っていた感がありますが、今回は、韓国における「ヨン様」事情についてちょっと触れたいと思います。
もちろん私見ですので、「ヨン様ファン」の皆様、どうぞ冷静な目でご覧くださいませ。<(_ _)>

「太王四神記」も大成功のうちに放送を終えて、ヨン様は「ケガ」の治療のために入院されたそうですが、かなり無理をしての撮影だったようですね。
でもこれで、ヨン様の「韓国」での「俳優」としての地位は確固たるものになったようです。
このドラマの放送当初、私のお友達なんかは、「ファンタジックすぎる」と言う理由からこのドラマを見なかったようです。
「視聴率」もあまりパッとしなかったようですし、他の方々もそう感じていらっしゃったのではないでしょうか。
ところが、３〜４回目の放送ぐらいから面白くなったらしく、見るようになって、事実、そういう人たちが多かったのか「視聴率」も上ったようですね。

韓国では今、「歴史ドラマ」が大流行。
「KBS」、「MBC」、「SBS」の各局が競って「歴史ドラマ」を放送し、結局、勝ったのが「MBC」だったようです。（MBCでは「太王四神記」以外に４５％以上の視聴率を獲得した「歴史ドラマ」があります）
もちろん、それぞれに悪い視聴率ではなかったようですが。

で、それまでの「ヨン様」ですが、「日本での人気」のような熱狂的なものは「韓国」では無かったように聞いています。
２年ほど前、お友達に韓国での人気度を聞いたときには、「クォン・サンウ」さんや「イ・ビョンホン」さんの人気のほうがスゴイとのことでした。
（でも、「ヨン様」のおかげで韓国が「人気」になったのだから、「ヨン様」は嫌いではないと言っていましたが）
もともと、俳優としてもそんなに爆発的な人気があったわけではなく、また、事情により一時「芸能界を干されている」ような状況もあったようです。
その上、「兵役」にも行っていないというのは、韓国ではかなり「マイナス視」されるようですし。

つまり、初めは「そこそこ人気の俳優」という評価で、次に、海外での「韓国ドラマ人気の立役者」になり、「太王四神紀」で「韓国で人気の俳優」になったということでしょうか。
また、「俳優」としての「ヨン様」も素晴らしいのでしょうが、「実業家」としての「ヨン様」の活躍ぶりもすごいですね。
多分、「自分」をよくご存知なのだと言う事だと思いますが、「自分」という「商品」を最大限に活用し、「自分自身を経営」していらっしゃるのでしょう。

ところで、今度は「ヨン様」ファンの方々ですが、やはり、昨今は別の「韓流スター」や「ハンカチ＆ハニカミ王子」などと人気を分けてしまったせいか、少し「ファン人口」は減ったのではないでしょうか。
とはいえ、やはり「熱狂的」な方はまだいらっしゃるようで、「ヨン様」の出没場所は事前にリサーチ済み、タクシーを駆って「追っかけ」されている「おば様」がたもよくお見かけします。
では、「ヨン様御用達」の「フィットネスクラブ」や「ゴリラ・イン・ザ・キッチン（ヨン様経営レストラン）」にヨン様が現れるという情報は、いったいどこから彼女達の知るところとなるのでしょう。
実は、彼女達は、「ヨン様」の「マネジャー」さんとか「レストラン」の関係者と親しくなり（もしくは関係者のお友達）、HOTな情報を仕入れてらっしゃるらしいのです。
推測ですが、本当に「プライベート」な情報は流さない代わりに、出没する場所をファンに教えてある程度の「プライベート」を守っていらっしゃるのではと思います。
また、「ヨン様」と「追っかけファン」の間には「暗黙の約束」があるようです。
車を降りるときや乗り込むときに、手を振ったり窓を開けたりすることと引き換えに、ヨン様には手を触れないという。
少し前に、この「暗黙の了解」を知らないファンが「ヨン様」に抱きついて、そのせいで「ヨン様」は２〜３日、ファンの前に姿を現されなかったと聞きました。
要は、ファンとスターは「持ちつ持たれつ」な関係、と言う事を、「ヨン様」も「ファンの皆様」もよくご存知なのですね。

余談ですが、この間「ソウル」でタクシーに乗ったとき、タクシーの運転手さんが、「韓国人男性」は「優しい人」ばかりではないのに、「日本人女性」はみんな、韓国人男性は「ヨン様」のような人ばかりだと思っていますねとおっしゃっていました。
※伝聞と私見に基づいておりますので、間違いなどございましたらお許しくださいませ。<(_ _)>