皆様、こんばんわ。

あんまり詳しくなくて申し訳ありませんが、仏教って「韓国（百済）」から来たんですよね？最初・・・。
私のお友達も、さすがに仏教寺院を見て驚くと言う事はありませんでした。
（建物が、全体的に地味な事には感心していました）
が、「寺院」が「山」にない（街中にある）と言う事に非常に驚いていました。
韓国では、「寺院」は「山」にあるものだからだそうです。
「人里離れた」ところにある「お寺」が、日本では「街中」や「街外れ」なんかにあることがとっても不思議だったようですね。
また、「お墓」も人里にあるということが不思議なようでした。
「冥界」とははっきりと区別をするという意味で、韓国では、お墓も「人里離れた」場所にあるのが普通だそうです。

今回、「世界遺産」でもある「延暦寺」に連れて行ってあげました。
こちらは、正真正銘「比叡山」という「山」の中にあります。（笑）
渡来人「三津氏（後漢からの渡来説と高句麗からの渡来説あり）」の出である「最澄」が、中国（唐）に行って（遣唐使）仏教を学び、帰ってから立てたお寺です。



「織田信長」の「比叡山焼き討ち」に遭っていますので、建物はもちろん、当時のオリジナルではありません。
歴史的に見て、儒教を重んじた韓国（李氏朝鮮）での「仏教の僧侶」の地位は低く、賤民の扱いだったようです。
ですので、「僧侶」は「先生」の役目をしていたので人から尊敬されたとお友達に説明したら、お友達は、日韓の歴史の違いに驚いていました。

日本にも「儒教」は入ってきましたし、それなりに今でも生活に根付いていますが、韓国では、「両班」の支配と「儒教」が複雑に結びついていて歪み、階級制度の根本をなすような考え方になっているらしいです。