あまり議論になっていませんが、後方支援、武器・弾薬、人員、食料・医薬品、燃料などの戦闘支援は、後方と言いながら最大の危険を伴います。

　太平洋戦争での日本軍の敗因の一つに、輸送船が潜水艦と航空機により次々と沈められ、商戦・輸送船の乗組員の死者・死亡率は海軍軍事を上回っています。

　このため、前線には武器弾薬も追加の兵も、食料も届かず、自滅することとなりました。

　後方支援の役割は重く、歴史を見ても輜重が途絶えると軍は撤退するか自滅しています。

　中国の歴史、日本の水攻め・兵糧攻めはよい例です。

　これを知らない戦争は今はないでしょう。
　まず狙われるのは戦わすして勝てる後方支援への攻撃が大きな意味を持っています。

　後方を断たれた軍は自滅する運命にあり、直接戦闘をするに比べて損失の少ない有効な戦術です。
　後方支援をおろそかに考えることはできません。

円安で喜ぶ企業もあるが、苦しむ中小企業・国内産業と庶民。

　しかし、大切なのは実体経済です。

　円安・円高どちらにぶれても国際収支から見てどうなのか? 国民生活はどうなのか?
　政府は・日銀はしっかり見極める必要があります。

　今の円安は輸出産業・大企業にとっては追い風ですが、中小・国内産業、庶民は消費増税と円安に伴う物価高が感じられます。
　実体経済を見ずに、円安・円高を虫眼鏡で見て拡大したり・縮小して見ることはどうかと思います。

核拡散防止条約(NPT)は合意にはいたずにに終りました。

　核兵器の悲劇を認識してもらおうとの広島、長崎への訪問の呼びかけは、中国の横槍とそれに乗っかる韓国の反対で実現できませんでしたが、中国も韓国も核兵器の悲惨さは経験していず、その意義を認めたくなかった・核兵器は使うときには使うべきとの認識ではないと思いますが。

　最近、「日米中アジア開戦」陳破空著、山田智美役を読んでいますが、中国自体は国防をずっと２けた増させながら、アジア各国に軍事進出をし、脅しを繰り返しています。本書でも中国は軍国主義国家、覇権国家だと断定しています。

　日本は、中国の恫喝や脅威に怯えることなく、アジアの盟主、人権国、平和主義国との態度を示し、信頼を得ていくのが本筋と思います。

　AIIB銀行の設立にf
は国の自国のため、覇権のための魂胆がありありです。その婚譚は見え見えです。
　投資で儲けようとする国には魅力かもしれませんが、結局儲けるのは中国だけにがっかりするでしょう。

　なお、本書では日米中が開戦した時のシミュレーションも行っていますが、第７章でのみです。そして、中国は海軍は・空軍は徹底的に破壊されて、終るといったものです。

　中国軍は立ち上がれないほど徹底的に破壊されますが、日米にも少しは被害が出ます。やはり戦争はやらずに、政略で終わらせるのが最上と思います。

日本の軍事力に求められるものは何か?

人員や艦船、航空機の数だけでなく、これからの戦争はロボットとミサイル、宇宙の衛星、そして、情報技術です。

空母や海兵隊などの規模や人数は脅しになりますが、これからはピンポイントで的確に攻撃することが求められています。極端には個人を特定して、攻撃する、主要基地の実を破壊するといったものです。

原子爆弾のような老若男女を見境なく焼きつくすような戦術はこれからの手段ではあり得ません。

日本は、これを認識した国防を館が得るべきと思います。
かつては、自衛隊は、悪く言えば、誰でも入れる就職先でしたが、これからは最先端の知識産業になりつつあります。

それがまた、民間の産業に技術移転されることが望まれます。

実際にGPSや静止衛星などかつては考えられなかった応用が生まれています。

３５年ほど前にコンピューターの管理者・研修センターの教官をやっていたころ、研修生にアンケートを取りました。
その時大きかったのは道路の込み具合で最短ルートがとれる地図案内と、目的地へのルート案内の地図でした。無線の技術と大容量化が難しかった当時、コンピューターの価格が人件費を大きく上回っていた当時は、これは夢物語だと思っていましたが、現実のものになっています。

自動車の衝突防止機能も60年前の電波少年の頃考えていましたが、当時は真空管の時代、実現にはなりませんでした。なにしろお金がなかった時代です。

それが実現した今日、有難いことと、研究者に喝采です。

今の世界を見見ると正にそのよえな観があります。

　中国の軍国主義・植民地主義、北朝鮮の軍国主義、ロシアの行動など、かつての共産主義国が軍国主義に走っています。

　共産主義とは何なのか非常な疑問を起こす今日今日です。

経済も個人所得も、結果としては物価が消費税分上がっただけの結果です。

しかも円安で、物価だけが上昇しています。

輸出産業には追い風ですが、庶民には増税と物価高で苦しんでいます。

そもそもインフレと円安は、国力にも生活にもプラスになるははとても思えません。
国は円安とインフを考えていますが、庶民はデフレとそれに伴う国力の増強を期待しています。
デフレは生産効率の向上で必然の結果なのですから。

大阪都構想はなくなりまりましたが、ここで議論された大阪の問題が、浮き彫りにされました。

橋下氏には、これの解決に期待しています。

大阪の地盤沈下が言われて、３５年ほどたちます。

　この間に東京一極集中はますます進み、企業も東京に本社がないと主な経済団体の代表になれないなど、変な慣行がおこなわれてきました。

　そして、主な文化施設は東京にあればよい、地方はその手足となるような施設で十分と言うことで、文化も東京に集中しています。

　　今回の大阪市の市民投票では都構想は僅差で否決されましたが、問題点をうきぼりにしたことで、今後の大阪を考える上での市民の、府民の自覚が生まれたと思います。

　二重行政の弊害も見直されることでしょう。大阪の自覚が高まることにもなったでしょう。

　大金をはたいた投票の結果を無駄にしないでほしいと思います。

講師は中国人で発音はきれいです。

　３５年ほど前に中国に技術協力で毎年４か月ほど赴任していましたが、通訳がついていて余り言葉は進歩しませんでした。今回松戸市にサークルの紹介があって、参加すしようと思ったのです。
　まずは、サークルを通じての知人を増やすことが目的です。

　しかし、日本と中国・韓国がぎくしゃくしている中で、やはり中国の人口と大きさは侮れません。

　中国を日本に引き寄せ、中国を攻略して行くには、やはり中国語は必要でしょう。

　私は、中国語について、「中国語が話せると親近感が得られる、英語が話せると尊敬される」と言っています。

　中国語と英語は中国に進出するにも、中国人をひきつけるにも大切な言語と思います。

天候に左右され、広大な農地がないと国際競争力が無く、寒い日や暑い日にも農場での苛酷な労働。　これは私の子供時代からつい最近までの話ですが。

　オランダは小さな国ですが農産物の輸出額世界一です。

　いくら農地があって農業が盛んとはいえ、アメリカ、オーストラリア、ロシア、中国に比べると、とても競争力はないと思いますが、価値ある農産物、花き類を輸出しています。

　日本も、ここにきて温室栽培、食物工場が盛んんで、四季を通じていろいろな野菜が手に入ります。
　更に、日本と季節の違う、逆の南半球から季節の野菜が届きますし、まさに農業はグローバル化しています。

　そして、知らない野菜や果物も日本に増えていますが、逆に世界に知られていない野菜や果物もあると思います。

　かつて、３０年ほど前に北京にいたころ柿は渋柿ばかりでしたが、日本のおいしい柿を輸出すればと思いました。

　インドネシアではマンゴスチンが１個１０円ぐらいでしたが、日本では３００円です。

　農業をこれからどう変えていくか、流通をどうするか、農作業の効率化をどうするか、これからの日本にとっても世界にとっても重要な課題と思います。