鳥越俊太郎氏は施策のあいまいさといかにも老齢と思わせる風貌で番外と思っていました。

　しかし、支持政党のない無所属小池氏と与党の支持・知事経験のある増田氏での決戦と、野党の支持を得ている鳥越氏が食い合いする小池氏・増田氏の票を得てどこまで伸びるのか予断を許さぬ展開になりました。しかも小池氏は当選すれば東京議会を解散するという暴挙とも思える発言もありましたが・・・。

　東京五輪含め様々な問題にどう対処するが期待をもって見つめています。

五輪会場の過剰と思われる設備やはたまた迎賓館を作ろうとするなど予算は膨らむばかりの情勢ですが、設備はそれなりに必要なものは整備するとして、いらないものは省き、日本・東京の良さをありのままで見せるのが良いと思います。

　まずは安全な都市としての東京、日本・世界の各地の食べ物、歴史ある建物・建造物、「おもてなし」の精神、日本の伝統(食べ物、お茶、お花、庭園)などを紹介・PRする絶好の機会ですし、それを中心にした施策や対策を考えるべきです。

　大会会場やエンブレムでもめたようなことはせず、本当に東京、日本のためになり、かつ世界の人々に強い印象を持ってもらい、良さを認識してもらえるものにしたいと思います。

　設備や迎賓館はその場限りのものです。

　本当の東京、日本の良さを認識してもらえる東京五輪にしてほしいと願っています。

　それにしても7月の開催は日本人にも過酷な時期であり、考え直すべきでしょう。

原発を毛嫌いする県や、反対者の声が大きく報道され、本当にそれが大多数の声かどうか、アンケート調査でもその大きさは報道されています。

　しかし、科学技術の進歩の前では原子力の開発と利用は必要と考えています。

　事故の犠牲者数では依然として自動車事故が多く、かつては年間1万人を超していましたが、最近は4千人台です。重軽傷者の数も激減していますが、それでも死者の3倍ぐらいはあるでしょう。近年自動運転が話題となっていますが、シートベルトやエアバッグの採用、前方の障害を探知してブレーキがかかる装置の採用で事故は減少しています。
　しかし、依然として、交通事故死は大災害、数十年に一度といわれるような台風、地震、津波に相当する死傷者を毎年出しています。

　しかし、自動車会社にはそれによる補償問題は、欠陥車でない限り生じていませんし、危険だから自動車を全廃せよなどの言葉もありません。

　昔、汽車が地元から毛嫌いされ、やむなく線路を変更した地域がありますし、電話は伝染病を運ぶと毛嫌いされた時期がありました。

　今は、様々な交通機関、情報化の進展は目を見張るものがあり、社会のインフラとして、また産業・文化として不可欠のものになっています。

　原発についても単に反対ではなく、よく考えねばならないと思っています。
福島の事故では多くの被災者を出しましたが、直接の死傷者は出ていません。
また、被災者(移転を余儀なくされた人)も自動車事故の死者の10数年分ぐらいかとも思います。
　原因が地震というよりは津波の結果と思いますが、今は津波よりも地震だけが強調されています。活断層があるとかないとか、数10億年前まで調べるとか。

　それよりも大切なのは安全対策と核廃棄物の処理問題と思います。

　そして核技術の研究、開発は非常に重要と思います。日本のノーベル賞も湯川博士以来の伝統を持っています。

日経新聞に「私の履歴書」で連載されています。いかに事業を受け継ぎ守るか、「方法は1つしかない。事業を創造し、生み続けるのみだ」と。

　日本にはこの力がなくなっているのではと心配しています。
しかし、ポケモンGOが出て少しは安心しましたが、円安、マイナス金利に頼らない実質的な成長力で国民生活を豊かにする政策が求められています。かつての日本発の世界にまき散らす新製品がなくなっています。

　どうも、タコが足を食べて生き延びているような日本経済です

海外では自国通貨が安くなると大慌てですが、日本は円安になることを願う方向です。

　通貨は実力を示す指標なので、円安は本当は避けたいのですが、輸出産業にとっては見かけの増収になるので、痛しかゆしです。円安でドルベースの各指標は低下し、GDPなども相当低くなっています。80/120円とするとGDPは66%に目減りします。

　石油、食料品を外国に頼る日本では国民生活物資の値上がりにつながるので、円安はありがたくありません。

　やはり、企業や農林水産業、サービス業が実力を備えて円高に打ち勝ってもらいたいものです。

　その意味で、日銀・政府の円安誘導には疑問を持っています。

「カエルの楽園」で感じること。

　中国は、沖縄が欲しいと思っているのではなかと思います。
　歴史的な経緯もあり、中国では沖縄はもともと中国のものとの世論が沸いていますし、沖縄は日本にとっても中国にもアジアへのハブとして非常に重要な存在です。

　米軍を沖縄から追いすとし、すぐさま中国が軍事力で実効支配、支配下に置くようになると思います。

　確かに沖縄の現状では基地問題、米軍の非行がありますが、、日米で沖縄の重要性を認識し、不公平な制度は見直し、お互いに納得のいく状況にすべきです。沖縄もそこをよく認識してもらいたいものです。
　今、平和なのは日本の国内だけであって、中国のような虎視眈々と覇権、領土の拡大、大国化と世界の悪い意味での警察力を狙っている国はありませんから本当に考えねばなりません。

　米軍を追い出したとたんに沖縄は中国の支配下になると心配します。

これまでも言ってきましたが、戦艦、空母、単なるミサイル、航空機ではなく、衛星、ミサイル、ロボットｰ偵察ロボからドローンのような偵察・攻撃・自爆ロボまで、になります。

　自国の兵士の命を奪うのではなく、これらの兵器が単独で、連携して、防衛に当たるのです。

　ロボット歩兵にしても、今の人間では一人の命は1億円です。
　ロボット歩兵がAIを駆使して敵味方を識別し、正確な射撃をする者にはコストパーフォーマンスは、どちらがよいか人命の面から自明のことと思います。そして、日本にはその力があり、その技術は民間に生かされます。

　自衛隊は国内の災害支援以外の国防については技術革新とイノベーションに努める時とおもいます。

　人命を尊重し、機械、電子化、Aiの活用、宇宙開発、海底の開発など人力に頼らない
技術をこれからの自衛隊は開発してくべきです。

　ただし、自衛隊の日頃の訓練、体力、技能の維持は無視できませんので続けてもらいたいと思っています。

「カエルの楽園」は日本の現状を書いたものに他ならないと思います。

　国防に無関心で、話し合いで紛争は解決するはず、米国の軍隊の庇護は迷惑だから出て行ってほしい。米軍の力に依存するが、協力はしたくない、すれば戦争に巻き込まれる、国民は戦争に駆り出されることになるのはまっぴらごめん、一時は大災害にも自衛隊の支援は受け付けない自治体など、日本の現状を書いている本です。

　北朝鮮やイスラム国、中国の海洋進出・沖縄は中国固有の領土といった恐怖に少しノー天気な日本を思わせる本です。

　そして、平和憲法を守れという野党にも疑問をもたらすことになるなると思います。

核燃料の処理、核廃棄物の処理は日本にとって福島原発の事故と廃棄に向けての喫緊の課題です。
　原発はクリーンエネルギーとして、これからのエネルギーだけではない研究課題として、重要と考えています。今は、がん治療、ジャガイモの保存などがありますが、トイレのないマンションといわれるように、紀伊器物処理は世界的な問題です。
　世界では原発は建設が進められています。

　この状況に日本は研究を進め、将来につなげていくべきでしょう。

　日本人は、様々な根幹や危機に対して技術力を発揮してきたのですから。

まるで90年前の日本の満州への進出そっくりです。
　満蒙は日本の生命線とか太平洋は日本の海とか。

　その結果はどうだったか、まさに歴史認識が問われる問題です。

　AIIB(アジアインフラ開発銀行)にしても中国の意図がありありです。
　軍事的、経済的な優位を持ち、中国に盾突けなくなるようにしようとの考えでしょう。

　どうも、中国はGDPで世界第2位の経済大国になったころから、とはいっても13億の人口から見れば、大分目減りするのですが、おかしくなったように思います。

　これも日本の歴史によく似ています。
　第一次世界大戦で戦勝国となり、一等国の仲間入りしたころからおかしくなりました。

　中国も韓国も日本には歴史認識を強くいっていますが、わたくしにはそれが何なのか全くわかりません。日本人一般でもそうではないかと思いますが、よくわかっている人には是非聞かせて願いたいと思います。この掲示板の皆様の中にはよく説明してくれるひとがいると思いますので。南京事件や慰安婦は戦争の実態であり歴史認識の対象外です。もう少し大きな目で見た歴史を認識する必要があります。

　とにかく、中国は自身の危険な道を歩んでいると思います。