今日９日の日経新聞一面に「財源なき夢物語」「現実直視か放漫加速か」の記事で国の借金（国債）と税収について書かれている。私がこれまで何度か家計になぞらえて国の収支を述べてきたのと同じことが書いてあります。ギリシャの財政問題が世界を揺るがせていますが、日本はギリシャ以上に深刻化しています。
　国債は郵貯・簡保が買い支えており、このままでは買い支え切れなくなります。ペイオフするにも巨大すぎ、国債はサブプライム同様紙切れに、買っていた郵便、銀行、個人は大損失が見込まれます。今、国債暴落の影響について検討しています。
　どのようなタイミングでハイパーインフレが発生するか、それに対するインフレヘッジはあるか、日本と世界の経済はどうなるかなどです。いずれにしてもインフレに強い実物資産で何かをないかも検討しています。
　ハイパーインフレに陥ると最悪では生活できずに亡くなる人、自殺者、子供の間引きなどで毎年１００万単位の犠牲者が出ると思います。中国の大躍進や文化大革命時の数千万の犠牲者に比べればたいしたことないですが、日本人としては我慢のできない事態が想定されます。