参議院選が始まりましたが、いま一つ自民党の政策提言がピンとこない。民主の批判に終らずかつての政権政党として、やはり自民党でないとと思わせるような地に着いた政策を出してもらいたい。
　民主がタレントを候補者に立てたからそれに負けないタレント候補をなどは品格を落とすだけだし、民主のバラマキに対抗するバラマキを考えているようだと国民の信を完全に失ってしまう。
　本当の民意をくみとった将来展望の持てる政策を考えてもらいたい。国家財政、年金・健保・介護、景気と日本の経済・技術、外交政策など展望が見えず、将来不安が蔓延している現状を打開する独自の提案をしてもらいたい。
　国や特殊法人・特別会計の無駄や要らないものを整理しないと消費税の増額も納得されないであろうし、増額しても結局無駄遣いに使われたり、現状の財政のつじつま合わせにされると何のための増税かが解らなくなってしまう。福祉増税といわれても、本来今ある財布から出すことを考える代物なのだから。
　今回の参議院選はどれだけ国民の目が厳しくなっているかの判断材料になるだろう。