福島の原発の日債・事故の状況はまだ予断の許されない状況にありますが、この状況・結果をもとに将来の原発行政・技術開発・安全対策を真剣に考えることは緊急の課題です。

　当面数十年は原発の導入なしではエネルギー、温暖化対策には打つ手はありません。将来の太陽光・熱、風力等の発電能力・効率の推進を待つ間はエネルギーとしてまたそれ以上に(プラスチック等の資材、化学・薬品などに)大切な石油資源を存続させるためにも原発の推進は避けて通れないと思います。
そのためには原子力の研究・開発を進め、首都圏内でも安心して建設できる原発開発を進めるべきと考えています。

　以前、南極観測越冬隊長だつた西堀栄三郎さんがわが社に講演に来られた時、「宮場前広場に原発を作るのが私の夢」と言われていましたが、それぐらいの安全で小型、高出力の得られる原発の開発が改めて必要と考えています。

　これは世界のためにもなる日本の技術になるでしょう。