「Re:東京・立川市のアパートで90代母親と60代娘とみられる女性2人の遺体見つかる」
　私は、「おかげさま」、「お互いさま」、「ありがとう」と言いあえる街であればと考えていますが、経済、生活、家族の変化によってこのような孤独死(ここでは２人ですが)や隣人や親族が知らないうちに隣が亡くなっている悲劇は出てくるものだと思います。

　その都度行政はどうしていたとなるわけですが、このような世の中になった以上、現代の問題としてこれはこれでよく考えねばならないことの一つになっていると思います。

　電気ポットのスイッチのオン/オフでそこの住人(お年寄りの家族)の安否を確認するという装置、しかけが話題になったことがあります。

　このようなものをシステム化して市町村に導入する手もあるでしょう。私の実家では独居老人に「いのちの電話」が無料設置されています。
　ただ、設置場所が母屋なので本当に何かあった時は寝室のある離れからでは身動きが取れないと私でも無理でしょう。これは余談です。

　訪問してもチャイムで反応がなかったからといって無理やり鍵を開けて住居に入ることはやはり何かと問題視されます。何もなければそれでいいのですが、住人から「何しに来た」と苦情を申し込まれることもありますから。

　やはり出来れば、「おかげさま」、「お互いさま」、「(いつも)ありがとう」と言いあえる隣近所があればと思います。