ガソリンの値が上がってきています。
　民主党は以前ガソリンの暫定税を廃止すると息巻いてマニュフェストにも上げていましたが、税収から考えて確か１６０円/リットルを超した時点で廃止、下がれば復活となったような気がします。

　一時は野党の時に無理やり廃止して、すぐに復活した経緯がありました。

　今回は、ガソリンの値上がりとともにイランのホルムズ海峡封鎖の危機があり、実施されると、ガソリン・灯油価格は倍以上になる可能性があります。

　そうなると、ガソリン税は廃止されますが、関連して諸物価は７０年代のオイルショックの様子をていするでしょう。オイルショックの時はトイレットペーパーの買い占めに始まる石油関連商品だけでなく諸物価は３０%〜５０%ほど上がり、給与もそれに応じたベースアップがありました。

　イラン情勢でホルムズ海峡封鎖が起こると、ガソリン税がどうのこうの言ってる場合でなくなり、急激なインフレで日本経済はどうなるのか?政府の危機管理が問われることにもなるでしょう。