まったくもって中国の尖閣に対するハエや蚊のような気に障る行為にはイライラしますが、ここは手を出した方が負けです。

　中国で自転車大国と言われた時代、よく自転車同士の事故があちこちであって、お互いに言い争いに。「おまえが悪い、突っ込んできたのはお前だ」、「急に曲がるのは、合図しない方が悪い」など口論は延々と。

　周りは２０人以上の人だかり。口論は続きますが、そのうち一方がたまりかねて拳を振るって手を出すと急に人垣が崩れて、手を出した相手を散々に非難しにかかります。
「手を出した方が悪い」と言うのが皆の意見なのです。

　それと、中国人が横断歩道のない４車線ほどの道路の横断風景です。
　日本人だと左右を見回して車の来ないときを見計らってさっと横断しますが。中国人は車がびゅんぴゅん走っている中で一車線ごとに徐々にわたって最終的に向こう側にわたります。
　時にはそのような人が車線上に何人も一列で並んでいてハラハラするのですが。

　このように先に手を出した方が負け、中国人は急がず少しずつ少しずつ既成事実を積み上げてくるということに日本政府も注意すべきと思います。

　日中関係は今までになくぎくしゃくしていますが、「敵を知り己を知れば百戦百勝」。
今も中国を知り理解することは大切と考えています。

　中国は隣人、日本にとっておいしいお客様でもあるのですから。