寿司ネタも世界各地のものが使われて一昔前にはなかった深海魚や代替魚もあります。
いくらやカニにも人工物やタラのすり身から作られたものなとが出回っています。
世界に広めるのもいいですが、資源の限られているものは考えものです。
マグロやタイが中国で人気になっていますが、供給が追い付くのか心配です。
ウナギなどは絶滅危惧種になっているので、日本人の口にも入りにくくなっています。
そもそも、日本人も朝はパン食、昼はラーメン・チャーハンを食べ夜はハンバーグなと、日本食らしいものは週に何食あるのか? 今の季節は安いさんまの塩焼きが一番ですが、まったけやブリなどはなかなか食べられません。
外国の賓客を迎えて有名料亭でおもてなしをしたところ、通訳は同じものは何万円もするので少し高価な幕の内弁当にしたそうですが、外国の賓客は「なぜ通訳の食べているようなおいしそうなものを我々に出してくれないのか? 我々にはゲテモノや食べたことのない野菜はとても口に合わない」と不平が出たとか。
日本のカレーやラーメン・餃子はインド、中国だけでなく、世界的に大変な評判になっています。しかも今では国民食です。すでに日本食ですし、インスタントラーメンなどは世界食になっています。
更に寿司でもアボガド巻や日本では考えられないネタを使ったものが世界では人気とか、日本にも逆輸入されているものもあります。
日本食も進化し、海外のものを積極的に取り入れ、グローバル化して行くものでしょう。