解放軍は国軍か？共産党の軍隊か？ 昔から議論されてきて、あいまいなまま、今では余り議論されていません。

　昔は、本当に国を守るための軍隊でしたが、昨今の軍事費の増大、軍備の近代化、海洋進出へのあからさまな方針転換を見ていると危機感を感じざるを得ません。

　それは、軍事力の暴走を心配するからです。歴史認識では、日本の皇軍は内閣・行政から独立していて、天皇直属の立場から、誰にも干渉されず、独自の戦略を天皇の心にさからってまでも推し進めてきた経緯があります。

　軍隊は戦ってなんぼ、買ってなんぼの世界で、行動と手柄が無ければ平和時は評価されません。平和時は金食い虫なのですから。

　それが、中国解放軍では、どうも我慢ならないのでしょう。何かことを起こして、手柄なり評価なりをとの気持ちが見え見えです。実力も備えてきて、国際ルールには無頓着、宇宙開発も世界とは協調せず、非常に危険な道、軍国主義へと中国人民も知らないままに、プロパガンダに踊らされ、明治後期の日本、帝国主義時代の世界を歩んでいるように見えるのですが。