第一次世界大戦はセルビアの皇太子が暗殺されたことに始まりましが、日中戦争は盧溝橋の一発の実弾から始まりました。

　どちらも平和裏に収めれば収まった問題です。

　中国の尖閣へのちょっかい、空軍機の異常接近の話は、そんなちょっとしたことから問題を起こして大きなものにしようとしか思えません。歴史を認識して、大きな軍事的な問題に発展させないようにするのが歴史の教えるところです。

　三面記事や週刊誌レベルの話で歴史認識だとか言うのはどういうものか?　全く歴史認識が無いように思えます。

　歴史は、将来に向けての教訓であり、そればかりを言ってどちらが悪い、あやまれ、金を出せなどというものではないのです。