歴史は過去をよく知って、未来に向けての考え、判断に資するべきものであって、今をいがみあうものにしてはならないのです。ましてや暴動を引き起こすなど。

　この点でも歴史認識の基本から中国・韓国は歪んだ考えと思っています。

　しかも、実態があいまいですし、そのものの引き起こされた原因・背景などもはっきりさせるべきでしょう。

歴史認識について、今、「中国化する日本」(与那覇潤著 文春文庫)を読み始めました。

　中国化するといっても宋朝の画期的な変革が西洋にも伝播して、国際的なスタンダードになっているに対して、日本はそれの取り入れに失敗して、いまだに鎌倉から江戸期の体制・認識にあるというストーリーです。今の日本においても宋朝中国から始まった変革に気づく必要があるとの話です。それに気付き始めたのが中国化する日本といことなのてしょう。

　グローバル化した今日、どこまで言えるかは今後読み進めないと解りませんが、一つの見解と、おもしろく読み進めています。

　しかし、このような見方はまさに歴史認識の参考になると思います。

　韓国・中国の慰安婦・南京問題は歴史の裏面でしか有りません。今でも民族紛争で東欧でもアフリカでもとんでもない人々が殺戮されています。

　本質を突いた歴史を日中韓が勉強すべきでしょう。これは歴史学者が真剣に取り組む課題であって、よく知らない大衆がとやかく政治・マスコミに踊らされて言うのは考えものです。

　日本も日本人も将来を見据えた歴史を参考にするのもいいのですが、週刊誌レベルで判断するのは如何なものかと思います。まして朝日新聞や河野談話などはどうも納得いかないのですが。火をつけて火事を喜んでいる手合いでしょう。

　それにしても、韓国・中国の歴史認識の意味が全く解らないのです。
　誰かの言葉で無いですが、「要するに金の問題」かも。それで金を取ったら大きな顔ができるのでしょうか。