中東諸国をよく知り、支援活動もしていた、ジャーナリストでもある後藤さんがイスラム国により殺害されました。

　これほど現地を知り尽くし、協力している人が、イスラム国に入ったことで悲劇に終わりました。

　現地事情を知らない人や、現地に知人・友人のない人ではなく、後藤さんなら湯川さんを助けだせるかもしれないとのおもいが、話せば解るとも思ったのでしょうか?
　しかし、イスラム国は大きく変わっていて、以前のような人質を無事返す国にはなっていませんでした。

　日本も世界も日本政府もイスラム国の現状を認識して、対応すべきでしょう。
　中東・イスラム国を知り尽くしている後藤さんが湯川さんの救出に失敗しただけでなく、自らも命を落としました。

　これは、日本にとって、イスラム国の実態がつかめていなかった、つかめようがなかったことと思います。

　再度言いますが、イスラム国は変化してきていて、専門家の後藤さんに解りづらい、我々にはとても理解できない状態だと思います。

　以前、のほほんとイスラム国に行こうとした若者がいましたが、イスラム国には格好の餌食になるかもしれません。