日本の軍事力に求められるものは何か?

人員や艦船、航空機の数だけでなく、これからの戦争はロボットとミサイル、宇宙の衛星、そして、情報技術です。

空母や海兵隊などの規模や人数は脅しになりますが、これからはピンポイントで的確に攻撃することが求められています。極端には個人を特定して、攻撃する、主要基地の実を破壊するといったものです。

原子爆弾のような老若男女を見境なく焼きつくすような戦術はこれからの手段ではあり得ません。

日本は、これを認識した国防を館が得るべきと思います。
かつては、自衛隊は、悪く言えば、誰でも入れる就職先でしたが、これからは最先端の知識産業になりつつあります。

それがまた、民間の産業に技術移転されることが望まれます。

実際にGPSや静止衛星などかつては考えられなかった応用が生まれています。

３５年ほど前にコンピューターの管理者・研修センターの教官をやっていたころ、研修生にアンケートを取りました。
その時大きかったのは道路の込み具合で最短ルートがとれる地図案内と、目的地へのルート案内の地図でした。無線の技術と大容量化が難しかった当時、コンピューターの価格が人件費を大きく上回っていた当時は、これは夢物語だと思っていましたが、現実のものになっています。

自動車の衝突防止機能も60年前の電波少年の頃考えていましたが、当時は真空管の時代、実現にはなりませんでした。なにしろお金がなかった時代です。

それが実現した今日、有難いことと、研究者に喝采です。