１万円で１万２千円の買い物ができる商品券。

　政府が地方に発行を促し、その財源は政府が持つもの。
　印刷も大変だが、差額が税金から支払われるのは、なにか釈然としません。

　何か、タコが自分の足を食って飢えをしのぐような構図で、見かけは華やかでも結果は体力を損なうだけにならないか疑問です。消費の拡大につながればいいでしょうが、そうは今の消費者は動かないと思います。
　実施した、結果についてはその効果をはっきりと、支出と経済の活性化によるう税収増でいくら国は回収できたのかを明確にしてほしいと思います。国としては、回収手段は税収ですから。

　これまでも、人気取りの政策はあってもそのあとの成果、効果は出されていません。
公明党の以前のばらまきも、市町村によっては焼け石に水、使い道のないところでは金の置物を作ったりと、本当にばらまきには疑問を持っています。

　少ない財源を有効に、集めた税金をこれからの日本を考えたところに使わないと、日本の将来はないでしょう。そういった目標や展望のない政府が人気取りにやる政策には、反対の意見です。細かく集めたお金を細かくばらまくのは、骨折り損のくたびれ儲け以下です。

　広く薄く集めた税金を、紀伊国屋文左衛門のようにばらまくのは、本当に困ったものです。

　本当は、広く集めた税金で、それでしかできない政策を果敢に実行すべきでしょう。

どうも、よい考えがなく、国の借金の増える中で、お金の使い道、施策がなくて行き当たりばったりにお金をばらまいているようにしか思えません。

日本を考えるべき政治家、官僚の資質が疑われます。