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from: Felixさん
2008/02/22 14:41:45
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Fリーグ最終節レポート 【大阪vs名古屋】
レポート 田畑弦
<大阪5(2-1)(3-3)4名古屋>
■「偶然が起こるために、気持ちを折らなかった」
リーグ終盤こそ復調を見せたものの勝ち点19・7位という大阪が、勝ち点53というダントツの強さで制覇した名古屋に番狂わせを起こした。
リーグ最終戦にふさわしく最後まで分からない試合展開、その後に行われる予定の優勝セレモニーを行う主役から、その座を引き摺り下ろすかのような活躍にさえ映った。
当初の大方の予想通り、大阪は序盤5分で早くも累積ファウルを5つ数え、劣勢に立たされた。
しかしそんな中で迎えた前半9分、大阪はカウンターから最後は西野宏太郎(7番)が決め貴重な先制点を挙げると、1-1で迎えた前半終了間際、再びリードして試合を折り返す。
右サイド奥深くで奥田亘(9番)が瀬戸彬仁(15番)とのワンツー。
「相手がマンツーマンDFがきつく、ハーフウェーラインから5メートルまでが限界だった。でもあの瞬間、瀬戸がサイドに引っ張ってくれた」というチャンスから、最後はループシュートで名古屋GK定永久男(1番)の頭上を越えゴールを決めた。
後半は、追いつ追われつのシーソーゲームが加速。
4分に名古屋が森岡薫(9番)がFKを決め2-2とすればその1分も経たないうちに岩岡慶宣(21)のスライディングシュートで3-2。
12分には名古屋がボラ(10番)が決め3-3、そして17分にもボラが決め、名古屋が4-3とした。
だが、試合はそこで終わらなかった。
残り1分05秒、ゴール前の混戦から一度は名古屋GK定永の手に収まりかけたボールを、大阪・瀬戸が気迫で持っていくかのように押し込み同点に。
そして残り54秒、名古屋パワープレーの裏を突いた奥田が、「偶然が起こるために、自分たちが気持ちを折らなかった」というシュートが決まり逆転。
これが決勝点となり、花巻以来の名古屋を倒した相手になった。
■前夜ミーティングも
前日に大分が勝利したことで、大阪の7位は確定した。
しかし彼らは負けられなかった。
大分の順位確定後、選手のみならず、フロント、上層部を交えてのミーティングが開かれた。
「かなり発破をかけられました」とは西野。
「負けて目の前でセレモニーは見たくない」と言う奥田。
最後のリーグ戦、全ての力を名古屋にぶつけ、何が何でも勝つという気概で臨んだ。
確かにシュート数でも特に前半は6本対18本、前後半合わせても17本対34本という倍の差をつけられた。
「守備は出来ているけど、攻撃はまだ形になってない。たまたま5点取れただけだし。内容は良くなかった。」(西野)。
しかしここぞというチャンスでの集中力で、負けても優勝という事実は変わらない名古屋を上回った。
守備では特別大幅なシステム変更などなかった。
ただ「戦術よりもディフェンスと気持ち」という西野のシンプルな言葉通り、ハーフから後ろに下がり、サイドで1対1で抜かれてもカバーリングを徹底させた。
年が明けてからの6試合中、実に4試合が残り1分以内で試合が決まる劇的な試合が続く大阪。
終盤までもつれる試合が続く事情を「監督のプランどおりに戦えず、練習では出来たけど試合ではなかなかできないことが多い。試合の途中で気持ちを入れ直して再開という展開が多く、それで最後は劇的な展開になることが多いと思う」と岸本は説明した。
ファンにしてみれば全日本選手権でも同様の戦いぶりも歓迎されるところだが、当然岸本は「試合の流れの中でちゃんと勝ちたい。個人的にはパワープレーを使うことはしたくないし」という言葉で結んだ。
(フットサル ラジオ ウェブ)-
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