3月11日 13;00時　　生方交差点で車のクラクション

停止線から横断歩道に車体半分程前に飛び出した車

左から白い杖の視弱者が横断歩道を渡りだす

目の悪い人の白い杖が横断歩道上に有る車に近付き杖が車に当たりそうに成る

其のときの車の運転手の行動が　　＜　クラクション　＞

自分は窓を開けて大声で「右によけて、車が横断歩道上に有るから、もっと右」

聞こえて右に避ける目の悪い男の人、怒った顔で歩行者をにらむドライバー、

このドライバーへの神の戒めがこの後の地震だと思った。今

12日AM9:00上野駅公園口現場直納の為3：00に家を出発
道は高速が不通の為に何時もと違う感じの車が多数走行
通常、上武国道は深夜80キロペースで流れるのに
遅い車が多々走行しスピード差が大きくギクシャクした感
都内は歩行者がちらほらでコンビニでは炭水化物が完売状態
食事を購入して施設で仮眠、休憩する帰宅困難者、
学校や公共施設は人で溢れるも土曜の為かのんびりした感じ
6；00時に駅のシャッターが開くと人々が行列を作るが
直ぐに余震で点検の為不通に成る
再開は9時位とのラジオ、
太陽が昇ると施設の建物から続々と日向ぼっこに出て来る人
タクシーやバスも道路の混雑で疎らで満員の為に国鉄の開通を
殆どの人が待って居る様子
道路では傾いた電柱等を保守点検のため重機がでて
近県から都内へ迎えに来る車で渋滞、、
市場の前には通常時間の納品に間に合わず延着のトラックの列が道を塞ぐ
鮮魚の練り製品は加工業者が殆ど宮城県と新潟県の為に高速道路も不通
漁港も甚大なダメージで鮮魚は当分の間品薄と牡蠣やホタテの養殖地の
宮城県、青森県の今年中の再建は難しいだろう。
価格が高くても購入を渋らずに再建の為の支援と思って欲しい。

朝からスーパーマーケットは買物客で混雑、水、パン、トイレットペーパー等買溜客ばかり
産地（宮城県、福島県、秋田県、岩手県海産物の加工業者が多い）の被害
地震による施設の故障（山崎パン、紀文、日石、）や
鹿島コンビナート（大豆、とうもろこし、小麦、家畜の餌や石油）
関東地方近辺の施設は急ピッチで復旧が進み４〜５日で回復の見込み
その為に数日中にはパンや竹輪石油等も人々が買い溜めに走らなければ
十分に行き渡る様に成る見込みです

只被災地一辺倒な報道番組は知的障害者を日常と違い過ぎるので
不安定な感情からパニック手前まで持って行ってしまうので
政府は報道の規制を設けるか此処の放送局が行き過ぎる偏った行為を自覚するべきだと思う。

今週は宮城県に行って来ました。

仙台駅前は殆ど何の変化も無く通常の生活を営んで

でも駅前で仕事終わりに飲食する人は少なく

以前の賑わいが嘘の様です(30年位前仕事で半年程生活)

塩釜方面へ向い仙台港へ行くと辺りは激変

警視庁のパトカーが止まり手信号で交差点を通過

電信柱や街路灯はひん曲がり瓦礫が其処ここに積まれ

港の周辺の建家は鉄骨はひん曲がり赤錆だらけ

樹木は葉が落ち草は黄色で全てが枯れ通りは埃っぽい

港から海岸線で少し内陸を通ると空き地には瓦礫の山、車の山

建物は土台だけで磯臭く塩で草花は枯れ所々青い葉が見えるだけ

津波直撃の小学校と中学校の建物は窓のガラスが３階迄全て無くどんがら状態

道路の端には所々に船、船、船、、、家は廃屋状態

こんな状態が仙台港から名取市の仙台空港迄の道程ずっと続き

高速道路の土嚢を潜ると津波を免れた家が内陸に向かうに連れて

徐々に生活の匂いが出てくるが汐の香りが漂って来る

車が一番先に必要に成るので修理屋さんの再建が早い様です

又建築関係も動き始め移動手段に

原付バイクで走り廻るニッカボッカ姿の職人さん達

子供達も連なって歩いている時には笑顔が見えても

街中を独りに成って歩く人々の時は皆険しい顔、顔、顔、、、、

今日目一杯頑張る事だけで明日の事なんて考えられ無い

まだ仙台は通常生活圏が残っているから良いが海岸に近付くと

自然の摂理、人間も自然の前では唯の動物に過ぎない感覚を実感


もっと笑顔が出る様に笑顔の出る支援が必要だと思った

此れから寒くなる東北　雪が多く成と再建も進み難い

走っていて涙が出てきて写真が一枚しか取れませんでした




仙台からの帰り道は下道で福島に入ります４号線は通行出来るのですが

海沿いの津波、原子力発電所被災地方面は迂回指示が廻り中に出されています

被爆地域周辺へは通行止の指示で入る事もできなかった。


自然は力強く創造と消滅を繰り返し
幸せな人は傲慢で弱者の不幸を理解しない
本来なら多数決で決まるのに少数派の意見んが通る瓦礫の処理拒否
国難なのに。。。