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from: jun_zoさん
2007年04月30日 01時16分38秒
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デッサン
デッサンをどう考え、どう実践するか・・。作品との関係をどう位置付けるか・・。確かに難しい課題ですね。いろんな人に話しを聞くと「石膏や人体のデッサンが大
デッサンをどう考え、どう実践するか・・。
作品との関係をどう位置付けるか・・。
確かに難しい課題ですね。
いろんな人に話しを聞くと
「石膏や人体のデッサンが大事です」という意見もあれば
「石膏デッサンはやらなくていい」とか、
「江戸時代の日本画家は石膏デッサンしていないし〜」
「裸体を描くことに意味がある・・」
等々、人それぞれ。
先週の土曜日も、研究所の何人かで議論になりました。
そういえば、「素描論」・・などという本もありましたね。
(ちゃんと、読んでいませんが・・)
一つの作品をつくるのに、何枚もデッサンを重ねて
構想を練る人もいれば、
フランシス・ベイコンのようにデッサンをせずに
いきなりキャンバスに「えいっ!」と描き起こしていく人も。
カラヴァジョもデッサンがほとんど残されていなくて、
いきなり画布に仕事をしていったという説が有力のようです。
「そのために構図が良くない・・」という見方も。
一方、マチスは、デッサンを非常にたくさんこなしていて、
若い人たちに対して「安易に結果だけを求めないように」・・という趣旨の意見をたしか、「画家のノート」に残しているはず。
ダ・ヴィンチのことを「偉大な素描画家」と指摘した人も。
ミケランジェロと親しかったヴァザーリは、絵画、彫刻、建築はそれぞれ素描を基本にするもので優劣はつけられないという考え方を示し、アカデミア・デル・ディゼーニョ(素描アカデミー)を設立。もっとも、これは芸術家の地位向上をめざしたもので、メジチ家支配との妥協の産物とか・・。
その後、1582年にボローニャに設立されたカラッチ一族によるアカデミーでは、第一段階として手本となる巨匠からの模写、第二段階として彫刻の模写、第三段階として写生やヌードデッサンという養成カリキュラムが組まれていたと・・。
こんな調子で考えていくと、一つの研究になってしまいそうですね。
「デッサンとは」・・皆さんは、どのようにお考えになるでしょうか。
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from: jun_zoさん
2007年04月30日 21時50分19秒
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「Re:Re:デッサン」
> それとデッサンイコール練習でなくものの見方と考えればもしかすると志ん生の方がデッサン力があるのかもしれない。要は、目標とか問題意識を持ってその人なりの訓練を続けていくことが大事なのではないでしょうか。それが大変なんですよね。
・・だと思います。継続は力なり・・かもしれませんね。
とはいえ、その先に何があるのか・・。
私など継続も困難〜。
「かわたれ」の集まりができるまでは、
仕事一筋・・。クロッキーしかできませんでした。
> かわたれの会員の全体的な傾向としては 古典技法を取り入れたり写実的な
> 絵画の人が多いのですが(そうでない人もいます。)悪しき意味でのアカデミズム
> という方向には行っていないと思います。それぞれが自分のなかで絵を描く事の喜びを深い気持ちで確信していると信じます。
「喜び」までには至りませんが、
好奇心は継続しています。
「こんなの画いていて、いいのかな〜」と思いつつ
やはり画いてしまうのでした。
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