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from: mogurin_goo2007さん
2007年05月30日 23時26分43秒
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今日のクロッキー会、その他いろいろ---(長いです)
今日はミクシィの「まどかまだか」さん、主宰のクロッキー会に行ってきました。東京都美術館2Fのアトリエという、絶好の採光、広さ、雰囲気の中で、美しいモデ
今日はミクシィの「まどかまだか」さん、
主宰のクロッキー会に行ってきました。
東京都美術館2Fのアトリエという、絶好の採光、広さ、雰囲気の中で、美しいモデルを描くことができ、幸せなひとときでした。
クリムト、シーレ、ボッチチェリ、ロダン、マティス、などの名画、のポーズを絵に描いてみようという面白い企画です。
ボクは第4アトリエで描いたんですが、ガラス窓越しに、向かいの第3アトリエも見ることができます。
廊下を通って自由に行き来することができるんですが、ボクは遅れていったせいもあって、そんな心理的余裕はなく、ずっと第4アトリエに陣取っていました。
老若男女およそ30人くらいは来ていました。
第3アトリエも会わせると、多分50人以上いたとおもいます。
芸術的雰囲気、1000%の会場でした。
ひさびさに燃え燃え!!!
水彩絵の具で描いている人、マーカー、コンテ、パステル、鉛筆など、絵の描き方は、千差万別、百花繚乱でした。
今日のクロッキーは、新しい写真フォルダーにアップしておきました。
9:50スタートで7ポーズだったんですが、目覚ましを3回、時間差で鳴らしたにもかかわらず、起きたのは9:20
結局アトリエに着いたのは11:00
残りの4ポーズしか描けませんでした。
残念無念。慚愧の念が、脳みそを駆けめぐる。
これは寝ぼすけの、自分が悪いのじゃ。
イヤあーー楽しかった。これで1500円は安い!
その後、地下一階の画材店で、鉛筆と、練りゴムを購入。
自動販売機で、ココアを飲んでいると。横におばさん二人組が座ったので、ボクが似顔絵を描いてあげましょうといって、一人パリに行ったというおばさんを描いてあげました。
そして、「ロシア絵画の神髄」という企画展を紹介しているビデオを熱心に見ているおじさんがいたので、斜め後ろから盗みガキ。
それを見せて。正面からもう一枚。わざわざ北海道から東京国立博物館の「レオナルド・ダ・ヴィンチの受胎告知」を見に上野まで来た、という絵画好きのおじさんでした。
そして、ついでだから
東京都美術館で開催中の「サンクトペテルブルク国立ロシア美術館展
ロシア絵画の神髄」を見てきました。
レーピンやクラムスコイなどの実物を見るのは、初めてでした。さすがに上手い!!
ただ、ロシア・リアリズムは、イタリアの画家達と比べて、何か違う。
何だろうと、ずっと考えていました。わかった、光の扱いだ。
なにか、霧に包まれたような大気があり、描写はリアルだけど、物質感はあまり感じさせないのです。
生まれ育った、気候風土が、画家の作品に大きく影響するという話を聞いたことがあります。ロシアといっても、国土は世界一広い。東西南北、広大無辺。一概に言えないけど、何となく北方の国といったイメージがある。
日本で言うと、東北、北海道?
まあ、一通り見て、美術館を出たら、アコーディオンを弾きながら、タンゴを歌っている女の子がいました。これが、なかなか上手いのです。
思わず数曲聞いて、300円、差し上げました。
そして、柱の陰に立ってこれもスケッチ。3枚描いたうち2枚を差し上げました。今日、描いた似顔絵なので、今ならまだ、彼女の歌っている顔を思い出して、描くことが出来ます。
明日になったら、記憶が薄れてしまうでしょう。
そして、先ほど会ったおじさんの一言「レオナルド・ダ・ヴィンチの受胎告知」が、気になったので、その足で、東京国立博物館へ。
東京国立博物館、本館一階で、特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ -天才の実像」というのを開催していました。
なにしろ「「レオナルド・ダ・ヴィンチの受胎告知」本物がみられるなんて、めったにあることではありません。
盲亀浮木、千載一遇のチャンス!
展示室1は「受胎告知」の本物1点のみ。しかも入り口に金属探知器の門があり、それをくぐると、ピィィー、ピィィー、ピィィー、と甲高い音が!
係員が、はえたたきの形をした大きな道具で、ボクのズボンの上をすりすり。
「何か、金属物を入れていませんか」と訊いてきました。
「はい、カメラと、携帯電話と、家の鍵と…」
といいながら、テーブルの上にすべてさらけ出しました。
「展示室内ではカメラ、と携帯は、ダメですよ。わかってますね」
「はい、わかってます…」
とにかく、ものすごく、厳重な、警戒態勢なのだ。
水曜日の昼間、しかもぽつりぽつり雨が降っているというのに、この人出は、何なんだ?
まあ、その「受胎告知」の正面にたどりつくまで、うねうね、蛇のような曲がりくねった隘路を歩かされ。たどり着いたら、防弾ガラスとおぼしき、分厚いガラスの向こうに、それは、鎮座しておわしました。
人の列が、二重になり、絵に近い方は、渋滞して動かないので、後ろの流れにのって見ました。
イアホンガイドをわざわざ500円出して借りて、解説を聞いている人もたくさんいました。
ボクは、イタリアルネサンスに関しては、平均以上に知識がある方だ、と自負しているので、そんな、素人みたいなまねは恥ずかしいのでしなかった。
で、絵は、すごかった!
よかった!最高!
これが530年前の絵か!色が深い、鮮やか、描写は緻密、自然観察は精妙にして神業、一点透視の構図に、吸い込まれそうな酩酊感、弱冠20歳の画家が描いたなんて信じられない。
やはり、天才!!
その時点で、イアホンガイドを借りに行こうか、と迷った。
第2会場-東京国立博物館・平成館特別展示室は、ダビンチの手記を中心に、CGビデオや模型、レプリカなどで構成されていた。
5:00閉館だったので、充分に見ることができなかった。
絵画にはじまり、彫刻、建築、装飾デザイン、武器の考案、工学、解剖学、医学、数学、天文学、哲学、作詩、戯曲、作曲、また歌も歌って、楽器の腕前も相当な物だったらしい。また、色男(若い頃、ドナテルロの彫刻のモデルをやっていた。美少年で引きが多かったときく)で、力持ちだったらしい。
昔、見た映画で、街の力自慢の若い者が、鉄棒をひん曲げて、「おじさん、こんなことできるかね?」と訊いたところ、ダビンチは、「ちょっと貸したまえ」といって、男が曲げた鉄棒を、いとも簡単にまっすぐに直して見せた。そういったシーンがあった。
これをみたら、本当に、万能の天才と言う言葉は、嘘偽りのない真実だと言うことがわかった。
こんな人がいたのだ、と。
たいがい、天才というのは、ある特定分野にだけ、突出して優れた人で、創造的仕事をなした人のことをいうが、ダビンチは、範囲がものすごく広い。
どれも、当時の学問水準の、先端を行っていた。
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充実していましたが、散財してしまったぁ〜〜!!
あと東京国立博物館の、本館二階で、「日本美術の流れ」展というのもやっていて。それを見ていたら、国宝、重文の古文書が展示してあり、旧字体で書いてあるもんだから、面白くてまた漢字の解読をやっていて、くだらん時間を取られてしまったのじゃ。
おかげで、展示室2の方に、削く時間が、なくなってしまった。
駆け足で、ダビンチの手記を見て、物足りないので、図録2000円出して買いました。
今日一日で、¥10,000。福澤諭吉先生が一人、居なくなってしまいました。悲し〜〜〜〜
http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=3859
ここで、いろいろと、情報を得ることが出来ます。
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特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ -天才の実像」の入場者が2007年5月18日(金)11時40分、50万人に達しました 。
特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ -天才の実像」は、2007年6月17日(日)まで開催しています。
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from: jun_zoさん
2007年05月31日 08時47分09秒
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「Re:今日のクロッキー会、その他いろいろ---(長いです)」
> 今日はミクシィの「まどかまだか」さん、
> 主宰のクロッキー会に行ってきました。
>
・・充実した一日だったようですね。
ぼくも行きたかったけれど
ちょうど仕事がピーク。
今日も一日ドタバタして、
明日、明後日とまた出張〜。トホホ。
・・にしても、すごく面白い企画ですね。
受胎告知は、ぼくも見ました。
平日の午前中だったので空いていましたが、
列に押されて絵の前で立ち止まれないのが
残念・・。もっとじっくり見たかったなぁ〜。
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