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かわたれ美術研究会

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公開 メンバー数:21人

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  • from: jun_zoさん

    2007年04月30日 21時54分24秒

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    ところで・・。


    皆様のご参加が増え、昨日はアクセス数が330件でした。
    ホントに、この硬いテーマにもかかわらず、
    多くの皆様に見ていただいているようです。
    下は、石膏地にテンペラです。

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  • from: jun_zoさん

    2007年04月30日 21時50分19秒

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    「Re:Re:デッサン」

    > それとデッサンイコール練習でなくものの見方と考えればもしかすると志ん生の方がデッサン力があるのかもしれない。要は、目標とか問題意識を持ってその人なりの訓練を続けていくことが大事なのではないでしょうか。それが大変なんですよね。

     ・・だと思います。継続は力なり・・かもしれませんね。
     
     とはいえ、その先に何があるのか・・。

     私など継続も困難〜。
     「かわたれ」の集まりができるまでは、
     仕事一筋・・。クロッキーしかできませんでした。

    >  かわたれの会員の全体的な傾向としては 古典技法を取り入れたり写実的な
    > 絵画の人が多いのですが(そうでない人もいます。)悪しき意味でのアカデミズム
    > という方向には行っていないと思います。それぞれが自分のなかで絵を描く事の喜びを深い気持ちで確信していると信じます。

     「喜び」までには至りませんが、
     好奇心は継続しています。
     
     「こんなの画いていて、いいのかな〜」と思いつつ
     やはり画いてしまうのでした。

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  • from: kanariさん

    2007年04月30日 10時15分25秒

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    「Re:デッサン」
    > デッサンをどう考え、どう実践するか・・。
    > 作品との関係をどう位置付けるか・・。
    >  一つの作品をつくるのに、何枚もデッサンを重ねて
    >  構想を練る人もいれば、
    >  フランシス・ベイコンのようにデッサンをせずに
    >  いきなりキャンバスに「えいっ!」と描き起こしていく人も。
    >
    >  カラヴァジョもデッサンがほとんど残されていなくて、
    >  いきなり画布に仕事をしていったという説が有力のようです。
    >  「そのために構図が良くない・・」という見方も。
    >
    >  一方、マチスは、デッサンを非常にたくさんこなしていて、
    >  若い人たちに対して「安易に結果だけを求めないように」・・という趣旨の意見をたしか、「画家のノート」に残しているはず。
    >
    >  ダ・ヴィンチのことを「偉大な素描画家」と指摘した人も。
    >  その後、1582年にボローニャに設立されたカラッチ一族によるアカデミーでは、第一段階として手本となる巨匠からの模写、第二段階として彫刻の模写、第三段階として写生やヌードデッサンという養成カリキュラムが組まれていたと・・。
    >  「デッサンとは」・・皆さんは、どのようにお考えになるでしょうか。
    >

    クラシック音楽や 落語や歌舞伎のような古典芸能、しつこいようですがボクシングに限らずスポーツのほとんどが まず基本的模倣やレッスンから入るわけですよね。なかには 練習ぎらいの天才みたいなやつもいるし、逆に練習のための練習になってしまい、落語だったら師匠に教わったとおりにしかできないやつもいますよね。
    でもおしなべて 練習ぎらいとか言われてる人に限って見えない所でバット振ってたりもするみたいですよ。寸分狂いのない芸の桂文楽みたいなのもいれば実戦につよい古今亭志ん生みたいなのもいますしね。
    それとデッサンイコール練習でなくものの見方と考えればもしかすると志ん生の方がデッサン力があるのかもしれない。要は、目標とか問題意識を持ってその人なりの訓練を続けていくことが大事なのではないでしょうか。それが大変なんですよね。
     かわたれの会員の全体的な傾向としては 古典技法を取り入れたり写実的な
    絵画の人が多いのですが(そうでない人もいます。)悪しき意味でのアカデミズム
    という方向には行っていないと思います。それぞれが自分のなかで絵を描く事の喜びを深い気持ちで確信していると信じます。もちろん まだまだそのへんの甘さもあるとおもいますけどね。

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  • from: jun_zoさん

    2007年04月30日 01時16分38秒

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    デッサン

    デッサンをどう考え、どう実践するか・・。
    作品との関係をどう位置付けるか・・。

     確かに難しい課題ですね。
     いろんな人に話しを聞くと
     「石膏や人体のデッサンが大事です」という意見もあれば
     「石膏デッサンはやらなくていい」とか、
     「江戸時代の日本画家は石膏デッサンしていないし〜」
     「裸体を描くことに意味がある・・」
     等々、人それぞれ。
     先週の土曜日も、研究所の何人かで議論になりました。

     そういえば、「素描論」・・などという本もありましたね。
     (ちゃんと、読んでいませんが・・)

     一つの作品をつくるのに、何枚もデッサンを重ねて
     構想を練る人もいれば、
     フランシス・ベイコンのようにデッサンをせずに
     いきなりキャンバスに「えいっ!」と描き起こしていく人も。

     カラヴァジョもデッサンがほとんど残されていなくて、
     いきなり画布に仕事をしていったという説が有力のようです。
     「そのために構図が良くない・・」という見方も。

     一方、マチスは、デッサンを非常にたくさんこなしていて、
     若い人たちに対して「安易に結果だけを求めないように」・・という趣旨の意見をたしか、「画家のノート」に残しているはず。

     ダ・ヴィンチのことを「偉大な素描画家」と指摘した人も。

     ミケランジェロと親しかったヴァザーリは、絵画、彫刻、建築はそれぞれ素描を基本にするもので優劣はつけられないという考え方を示し、アカデミア・デル・ディゼーニョ(素描アカデミー)を設立。もっとも、これは芸術家の地位向上をめざしたもので、メジチ家支配との妥協の産物とか・・。

     その後、1582年にボローニャに設立されたカラッチ一族によるアカデミーでは、第一段階として手本となる巨匠からの模写、第二段階として彫刻の模写、第三段階として写生やヌードデッサンという養成カリキュラムが組まれていたと・・。

     こんな調子で考えていくと、一つの研究になってしまいそうですね。

     「デッサンとは」・・皆さんは、どのようにお考えになるでしょうか。

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  • from: papiyさん

    2007年04月29日 22時39分07秒

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    「Re:Re:Re:Re:制作過程3」
    > > これまでの描写的な作品からひと味違った世界を探求されているように
    > > 感じます。
    >
    >  ですね〜。描写するのが疲れて・・。
    >  根気が続かない。
    >  歳かな〜・・。下は昔のデッサン。
    >  時間があったら固定ポーズもやりたいものです。
    >

    デッサンの難しいところは、作品にどういうふうに生かすか、と
    いうことでしょうか。描写がそのまま作品に生かされればいいの
    ですが、多くの場合、作品は描写とはまた別物です。
     デッサンと描写的な作品との蜜月が過ぎ、本当の苦労はそれから
    始まるのかも知れませんね。と、言おうか、デッサンの段階から
    表現を見越したものにすべきものなのだろうと思います。

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  • from: jun_zoさん

    2007年04月29日 15時07分57秒

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    「Re:Re:Re:制作過程3」

    > これまでの描写的な作品からひと味違った世界を探求されているように
    > 感じます。

     ですね〜。描写するのが疲れて・・。
     根気が続かない。
     歳かな〜・・。下は昔のデッサン。
     時間があったら固定ポーズもやりたいものです。

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  • from: kanariさん

    2007年04月29日 11時23分01秒

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    「Re:Re:制作過程3」
    > > むだな空振りを繰り返しています。
    > >
    >
    >  なるほど、ボクシングの例えも一つですね・・。
    >
    >  私は、最近、音楽に例えています。
    >  エスキースを見るために譜面台を置いて感じたのですが、
    >  作業の各段階を、楽章に置き換えてくる。
    >  指揮棒の筆を持つ・・みたいな感じかな。
    >  あるときは、激しく振り、
    >  あるときは、静かにやわらかく・・、なんてね。
    >
    >   フランスでご活躍中の与座画伯が
    >   「線を弾く・・」という表現をされていて
    >   「弾く」というのは、「なるほど・・」と思います。
    >  
    >  下は、音楽的な絵にはなっていませんが、
    >  昨日までの進捗です。結局、仕上がらずに
    >  途中段階で出すことになります。
    >

    何やら 妖艶な美しさがでてきましたね。 この先の展開が楽しみです。
    仕上げをあせらずに じっくり描いて下さい。
    これまでの描写的な作品からひと味違った世界を探求されているように
    感じます。

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  • from: jun_zoさん

    2007年04月29日 09時53分34秒

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    「Re:制作過程3」

    > むだな空振りを繰り返しています。
    >

     なるほど、ボクシングの例えも一つですね・・。

     私は、最近、音楽に例えています。
     エスキースを見るために譜面台を置いて感じたのですが、
     作業の各段階を、楽章に置き換えてくる。
     指揮棒の筆を持つ・・みたいな感じかな。
     あるときは、激しく振り、
     あるときは、静かにやわらかく・・、なんてね。

      フランスでご活躍中の与座画伯が
      「線を弾く・・」という表現をされていて
      「弾く」というのは、「なるほど・・」と思います。
     
     下は、音楽的な絵にはなっていませんが、
     昨日までの進捗です。結局、仕上がらずに
     途中段階で出すことになります。

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  • from: jun_zoさん

    2007年04月29日 09時47分55秒

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    「Re:新美術館」

    > 賛否両論。最後までジタバタしていました。

     賛否というのは、技法的なものではなく、
     女子生徒がエロティックに描かれているあたりかも・・。
     難しいですね。
     観る人の感じ方、受け止め方なんでしょうね〜。

     色の配置や素描的な描き方が面白いと思いました。
     内容については、妙齢の娘がいる親の立場だと
     ちょっと自分では描けないかな〜。
     「パパ、何を描いているの」なんて言われると
     ひいてしまうかも(笑)。

      独身時代には、
      エロティックな表現にも取り組んでいたのですが。
      シューリレアリスムのベルメールなど
      線がすごく見事で好きです。

     エロスとアガペ・・なんて言い方もあって
     切り方によっては文学的なテーマにもなっていくと
     考えますが。

      3作目もよろしかったら、ぜひご紹介ください。

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  • from: papiyさん

    2007年04月29日 00時00分52秒

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    「Re:新美術館」

    もうひとつです。全部で3点シリーズですが、残りはまだ撮影していません。


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