堀越画伯のエッセイのタイトルです。下の挿絵もいいですね。ピンボケですみません。

もう一つ・・。1頁まるごとなので、挿絵の範囲は超えています。文と絵のこのような企画をどんどんやってほしいものです。

こちらは、画伯のエッセイの挿絵です。文と絵と両方というのも大変だと思います。

　久しぶりに全日空機に乗り、機内誌の表紙で堀越千秋先生の絵を拝見。筆さばきと色使いがあいかわらず冴えています。
　驚いたことに、表紙だけではなく、エッセイも連載。文章もなかなかのもの。才能というか、お人柄というか・・。
　先生には、２年ほど前に神保町の画廊でお目にかかったきり。個展でまたお会いしたいものです。

「Re:Re:この世で一番きれいなもの」

> 「ぼくの質問していたのは≪美≫そのもの。
> もしそれがつけ加わるならそれがつけ加わった一切のものが、
> さっきの石であれ、木であれ、人間であれ、神であれ、
> どんな行為であれ、どんな学問であれ、
> みなことごとく美しくありうるところの
> ≪美≫そのものなのだよ。」

「きれいと　思う　心が　きれいなのさ」

あと、必要、大切　でありながら　いずれ過ぎ去っていくものの　美しさ　儚さ　というのも　ありますね。

うたかたの夢　なんてのも　ありますね。　　失ったものの大切さ　失ってから気づくかけがえのなさ。　親のありがたみ。　受け継がれていくもの。　水、命、空気、季節の移ろい。　

夢　闇の中に浮かび上がる幻、　整理しきれない記憶の断片、　怖れや不安。
そして未来への希望、あこがれ。

僕も　いろいろ　構想を練っています。　詩をかくような気持ちで構想を練って　言葉で表現できない部分を絵にしていけたら、なんて漠然と考えています。

「Re:この世で一番きれいなもの」
>
> 「この世で　一番　きれいなものは　あなたにとって　必要なもの」という　一節は
> 長い沈黙を経て　発せられた言葉として　大きな衝撃を受けました。

　「必要なもの」というのは、「大切なもの」でもいいかもしれませんね。


　必要ではなくても、
　きれいなものもありそう。


　ヒッピアスに下記の言葉があるようです。
「ぼくの質問していたのは≪美≫そのもの。
もしそれがつけ加わるならそれがつけ加わった一切のものが、
さっきの石であれ、木であれ、人間であれ、神であれ、
どんな行為であれ、どんな学問であれ、
みなことごとく美しくありうるところの
≪美≫そのものなのだよ。」

　実は、昨夜はyoutoubeを検索しながら酩酊していました。

　http://www.youtube.com/watch?v=A5hMDtXzZrM
　イングリッド・バーグマン
　・・やはり、美人ですね。

　カサブランカでバーグマンのご主人役、ラズロには、
　実在のモデルがいたそうですね。
　リヒャルト・クーデンホーフ・カレルギーで、
　その母親は青山光子とのこと。

　おっと、また話がそれました。
　
　

「この世で一番きれいなもの」
　
> 　ところで、「美しい」とは、そもそも
> 　何が美しいのでしょうか。
> 　なぜ、「美しい」と感じるのでしょうか。
>

早川義夫というシンガーソングライターがいます。

幻のバンド　ジャックスのリーダーで　若い頃に　音楽から身を引いて　武蔵新城で本屋さんをやっていましたが　25年ほどの沈黙を破って　再起したときの1曲がこれです。

「この世で　一番　きれいなものは　あなたにとって　必要なもの」という　一節は
長い沈黙を経て　発せられた言葉として　大きな衝撃を受けました。

君といつまでも　という映画に関しては　何もわかりません。が、　この女優さん　きれいだと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=SqnL_sImNkI

「夢」というテーマ・・。

　私ごとで恐縮ですが、悩みます。

　もとに戻って、光と空間の関係、
　絡みつく空気の感触・・。
　そんなものに着目して、
　地道に探求してみたいと
　個人的には思っています。

　研究会という名称。
　本質のその先の本質と思われるものを
　ぜひ探求したいと思います。
　
　研究成果が出るといいのですけれど。
　でも、心の主題は複雑ですよね〜。

　例えば、喪失とか再生と言葉では言えますが
　絵画にしたときにどうなるのか・・。
　
　絵画が新しい言葉を生むのかもしれないし。

　音楽は神に捧げる心、自然の風景に感じる心
　恋する人への思いなど心の動き、
　様々なものを表現してきた。

　絵画でもそうかもしれませんね。

　そして、今はどうか。
　もっともっと表現があっていいと思いませんか。

　
　ところで、「美しい」とは、そもそも
　何が美しいのでしょうか。
　なぜ、「美しい」と感じるのでしょうか。
　
　というのも、「美術」という言葉に迷うからです。
　「美術教育」などとも言いますよね。

　あるいは、「美しい」ことは良いことなの？
　
　最近、感じるのはシンプルで洗練された美しさも
　もちろんあると思いますが、
　破綻して複雑で混沌としているからこそ
　美しいのでは・・・と。
　感じ方や考え方の問題かもしれませんが・・。

　「ソクラテス、君はどういうものが美しく、
　　どういうものが醜いかをいったいどうして
　　知っているのかね。というのは、さあ『美』とは
　　何か。君は言うことができるかね」

　　・・と、プラトンの「ヒッピアス『大』」にあるそうです。
　　（著・利光功　「美と芸術のフェイズ」）


　　はてさて、皆さんはどうお答えになりますか。
　　と言うか、こんな問いに作品で応えることって、
　　できますかね〜。

　　　　　
　

　
　
　
　

話題が飛んで恐縮ですが、
昔、美術解剖図鑑を見て骨や筋肉を
覚えようとしましたが、さっぱりアタマに入りませんでした。

　もともと暗記は苦手だし・・。
　
それが、最近、少しずつアタマに入るように・・。
筋肉などの名前はよく覚えられないのですけれど、
機能を理解すると実によく印象に残りますね。

例えば、人体の上半身を描くときに、比較的に
目につくのが、鎖骨および胸骨丙と頭蓋骨の耳の後ろ、
乳様突起をつないでいる

　「胸鎖乳突筋」・・。

　これって、顔の向きを変える働きだけかと
　思ったら、肺を膨らませる機能もあるんですね。

　思いっきり息を吸うときに、
　僧帽筋などと一緒に縮んで
　肋骨を上に引き上げているとのこと。

　すると、胸腔が広がって、肺に空気が
　取り込まれる・・。

　呼吸はもっぱら横隔膜と肋間筋の働きによるけれど
　「胸鎖乳突筋」も活躍している。

　モデルさんにもよりますが、この筋肉は
　デッサンのときに観察しやすいですね。

　首に着目すると、甲状軟骨とその下の輪状軟骨は
　手で触ってみるとコリコリしていてよくわかる。
　女性のモデルさんでは、見た感じ、
　これは分かりませんが・・。　

　気道確保で穴を開ける場所が、この甲状軟骨と
　輪状軟骨の間だそうです。
　薄い膜があり、血管は走っていないとのこと。

　「カタロニア賛歌」を書いたジョージ・オーウェルは
　スペイン内戦で義勇軍に参加し、首に貫通銃創を負って
　助かりましたが、甲状軟骨の下辺りに弾が当たったのか
　もしれませんね。

　おっと、話がそれました。
　例えば、女性を描くときに、それほど筋肉は目立ちませんが
　理解を深めてから仕事を進めると、
　表現の方針にもよりますが、
　深みがやや違ってくるかもしれませんね。
　

「Re:Re:子供時代」
>
> 昭和の香りも　漂っていて　なんとも郷愁を　誘いますね。

　歳がバレますよね〜。
　正面が教員室だったと思います。
　当時、担任のМ先生が
　「君たちは21世紀に生きるんだよ」と言っていたなぁ。
　
　　・・あっという間に、残りの人生を考える
　　　　年代に突入してしまった感じです。

　「夢」というテーマ・・。いろいろ考えさせられます。
　睡眠中に見る夢は、脈絡がないですよね。
　脳が記憶を整理しているとか聞きました。
　顕在意識の枠が外れてインスピレーションが働くとも。
　夢のお告げ・・。
　数学や物理の発見で夢がヒントになったという話も。

　脳はものすごい情報を並列処理し続けていて、
　意識下で扱っている情報量が膨大だとも言いますね。

　みんな潜在力を持っているのだと思います。

　目が覚める前に見る夢ではなくて、
　目標や願いという意味での「夢」はどうか・・。
　「世の中、こうなってほしいなぁ」というのも
　一つの夢ですよね。
　
　そのほか、「夢」という言葉を使った
　歌謡曲ならたくさんありそう・・。
　カラオケ行くか〜。

　まっ、それはとにかく。
　夢が消えたあとの世界も一つかもしれない。

　「夢と死」　

　・・「夢」という言葉から、実は最近、
　　　そんなイメージを考えています。　

　みなさん、作品を創るとして
　「夢」という言葉からどのような方向を
　思い浮かべるでしょうか。