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かわたれ美術研究会

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公開 メンバー数:21人

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  • from: jun_zoさん

    2010年11月28日 02時02分45秒

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    ピカソと其の友達


     古書店で見つけました。昭和17年8月1日再販。著者はフェルナンド・オリヴィエ。ピカソはもちろん、マチス、ブラック、ルソー、ローランサンなど当時の芸術家たちの暮らしぶりが生き生きと伝わってきます。

     なかでも、ルソーの描写が面白い。アポリネールが家に案内してくれたとあります。当時、ルソーは60歳。「この律儀な人は、少し猫背で、歩くというより、むしろこつこつと歩を運ぶといった感じ」だったそうです。

    「彼は、自分が反対されたり、当惑した時、直ぐに赤面するのだった。彼はいつも人の言葉を素直に受け入れた。然し、彼は遠慮していて、自分の考えをいはうとしないだけなのだといふことが、吾々には直ぐ感じられた」

     その後、ピカソは仲間一同でルソーをからかおうという下心でルソーのために宴会を開いたとのこと。ルソーはヴァイオリンの小曲を演奏。後日、この催しについて、ピカソに長々とした感謝の手紙を書き送ったという話です。

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  • from: jun_zoさん

    2010年11月26日 01時48分06秒

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    「Re:Re:新宿美術研究所」

    > スカラベやコオロギやカマキリの心まで描いているところが昆虫図鑑と大きく違うところです。
    > http://kumachika.org/

     デューラーの番組は残念、見損ねましたが、
     日曜美術館は録画してあったのでじっくり見ることができました。
     熊田画伯の探求心というか、
     納得しつつ一歩、一歩制作を進めていく姿勢、
     素晴らしいですね。

     50歳を過ぎてファーブルに取りかかってから、
     100枚を目指して描き続けて
     亡くなるまでに1年に1枚ちょっとずつ
     描いた計算になるのかな?

     もう一度録画を見て確かめたいと思います。

     真実を隠して一見、「美」のように見えるものをこしらえたり、
     本当ではないことを語って事実だと思いこませたり、
     そんな仕事が続くと、いくら腕が発揮できても
     うんざりするでしょうね。

     例えば、本当のことを描こうとすると、
     それまでの成功を捨てなければならないとして
     困窮覚悟で家族の生活まで犠牲にして
     方向転換を図るというのは、
     なかなかできないことかなと・・。 
     
     表現の自由・・ということも考えさせられます。

     テレビの画面からでしたが、
     熊田画伯の作風には重みを感じました。
     というか、自分の絵がペラペラに見えてきた・・。
     ん〜・・・。 
     そもそも、生きる姿勢がペラペラかもしれないけれど。

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  • from: kanariさん

    2010年11月21日 17時02分47秒

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    「Re:新宿美術研究所」
    > 芸術と科学は本来、つながっているのかなと思います。


    ゆうべ、テレビ東京「美の巨人」たちで デューラーの特集がありました。
    水彩で描かれたウサギの瞳の中によく見ると窓枠と外の光が描かれていて、彼が室内でこの絵を描いた事がわかる、という指摘に ふむふむと思いました。

    デューラーは芸術と科学と宗教をトータルで考えていた人だと思います。

    そこへもってきて今日、NHK「新・日曜美術館」で昨年亡くなった 熊田千佳慕特集を見ました。

    地べたに這いつくばるように虫を観察し、採算を度外視して何年もかけて1枚,1枚の細密画を描き続けた人です。その執念たるや ある意味 デューラーを超えています。

    戦前、戦中のグラフィック・デザイナーとしての華やかな活躍と戦意高揚に加担した自責の念、そこから生まれてきた少年時代の無心、自然への回帰などが この人の中にずっとあったのだという事に感動しました。

    真・善・美の3つのうち 真と善は 時代の一方的な価値観や、科学、法律といった絶対的な基準を押し付けられがちだが 美だけは最後の砦、何を美しいと思うかは誰にもゆだねない、自分で決めるのだ といった強い意志が 熊田の細密画には込められているといったようなことを解説者も述べていたように思います。

    もちろん熊田が科学を軽視していたわけはありません。ただ、科学者の目というよりは
    もっと虫に近い目線、自分も虫も同じ儚い存在であり、虫を描くことは自分を描く事であるとまで言い切っているところに、注目したいと思うのです。

    スカラベやコオロギやカマキリの心まで描いているところが昆虫図鑑と大きく違うところです。
    http://kumachika.org/

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    jun_zo

  • from: jun_zoさん

    2010年11月14日 02時11分35秒

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    新宿美術研究所


    5分ポーズでした。ん〜、人体って難しいですね。
    解剖学、発生学だった三木成夫先生が、東京医科歯科大学から最後は芸大で退官されたとのこと。芸大で何を教えられたのでしょうか?

    芸術と科学は本来、つながっているのかなと思います。

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    kanari

  • from: jun_zoさん

    2010年11月08日 01時01分15秒

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    「Re:写実専門美術館」
    写実専門美術館は、朝日新聞で記事になっていたし、広告もデカデカと出ていましたね。


    「アニメ様式」なんて言葉が使われる昨今、「写実専門」というのは、頑固な感じで面白いですね。
    「色彩表現美術館」もあってよいのかもしれません。


    だいぶ古い話になりますが、昔、シェル美術大賞展の課題が「写実絵画の再認識」だったことがありましたよね。・・記憶違いかもしれませんが。たしか、そのあと「色彩表現の追求」とテーマが変わったような・・。

    ここでまた、「写実とは・・」などと言い出すとアタマが痛くなりそう。

    でも、少し考えてみると、布や金属、人間の肌など様々な質感を描き分けるのも一つ。光の反射、吸収などをリアルに。モルフォ蝶や玉虫の光沢などの構造色は、描き応えがありそうですね。訓練、経験が必要です。

    技術を必要とする分、「腕の見せ所」というわけで、思いっきりつんのめって深入りしてみるのも楽しいかもしれませんね(いや、苦しいかも・・)。

    質感表現、空間表現と言葉で言うのは簡単ですけれど、平面でそれを実感してもらうのは大変。

    最近は3Dテレビも普及しはじめて、人々の目もリアルな映像にますます慣れていく。

    そうしたなか、画家の心が伝わる写実、あるいは見る人の心が動かされる写実。やはり、言葉では言い切れない心の主題は大切にしていいかなと思います。

    シュールレアリズムも考えていいし、一度、シュールを通過したジャコメッティの言うレアリティも考えていい。

    心の中を写実的に・・という言い方もできる。
    「みかんの味を写実的に描く」ということは可能か。
    ・・いろいろ考えられると思います。


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  • from: kanariさん

    2010年11月04日 17時07分51秒

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    写実専門美術館

    千葉市に 日本初の写実専門美術館が昨日、オープンしました。

    森本草介 野田弘志といったコレクションを中心に若手まで 我が国写実絵画の最高レベルの作品が たっぷりと鑑賞できるようです。

    是非、行ってみたい!

    http://www.hoki-museum.jp/gallery/index.html

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    jun_zo