「スペイン・プラド美術館の15年」という副題で
　「松谷修二展」が東京・銀座「ぎゃらりぃサムホール」で
　今日から始まりました。
　会期は６月３０日（土曜日）まで。

　マドリードで活躍する松谷氏の模写と人体画の展示。

　ヴァン・デル・ウェイデン作「十字架降下」、フラ・アンジェリコ作「受胎告知」などの原寸大模写は、その作品が描かれた当時の画材を使い、古典画法で正確に再現したもの。髭や涙など、細部の克明な描写まで復元。研究者でも見逃すようなディテールも徹底的に検証し観察され、描かれています。
　西洋画の技法と精神の真髄がここに復元、再生されているといっても過言ではないでしょう。

　ぎゃらりぃサムホール
　電話03-3571-8272
　中央区銀座7丁目10-11
　時間は11時〜19時（最終日は17時まで）
　入場無料