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かわたれ美術研究会

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  • from: kanariさん

    2007年09月03日 16時56分54秒

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    祈る手

    デユーラーについて、ほんの少し考える(その9)    かなり えずき

     タバコのパッケージにまで印刷されたというこの作品はもともと「聖母の昇天と戴冠」という祭壇画のために描かれた習作である。 この繊細な神経をそのまま形にしたような手のモデルは画家の母であったという説もある。

     宗教改革の嵐の中で マルティン・ルターに深く共鳴しながらも、さらには、親友のピルクハイマーや助手の何人かが摘発や追放という処分を受けるのを目前にしながらもデユーラーはカトリック協会側を裏切る様な事はできなかった。 心情と立場の板挟みで葛藤し、苦悩した。
    「美とは何か、私にはわからない。神のほかには誰にもわからないのだ。」

     それにしてもデユーラーの幼なじみのピルクハイマーはなかなか面白い存在である。スポーツを愛する陽気で奔放な貴族階級の都会人で、イタリアで法律や人文学を学びデユーラーにギリシャやラテンの古典をてほどきしたりしている。
     デユーラーの妻アグネスとは最後まで仲が悪かったという。デューラーが困った時には金も貸している。星 飛雄馬にとっての伴 宙太のようなタヨレルヤツだったに違いない。

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