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かわたれ美術研究会

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  • from: jun_zoさん

    2008年03月26日 21時55分15秒

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    メディウムを準備・・。


    そろそろ、素描からタブローへ・・。
     「波の記憶」というテーマですが、自分なりには「空間」を意識したいと考えています。「絵画空間」などと言います。結局、心の中の心理的な空間に結び付いて行くのだと思いますが、その手前の話として、ルネンサス期の建築家ブルネレスキが明らかにした遠近法が一つの空間表現手段。ヤン・ファン・エイクの光のスペキエースというのでしょうか、空気遠近法もある。そうした視覚効果としての遠近法を組み合わせて空間を組み立てていくことも一つ。
     しかし、いろいろな人の話を聞くと、空間というものをもっと抽象的に感覚的にとらえている例が多いように感じます。
     そんなわけで、「空間」を表現しようとすると、実に様々な疑問が浮びます。
     静寂があって初めて音が生まれるように、何もない空間があって光や形が生まれると言えなくもない。
     一昔前、絶対静止系が考えられていたニュートン力学の時代、空間は目に見えないエーテルに満たされているという説が有力。光はエーテルを伝播すると・・。であれば、光の伝播方向の違いによって干渉が起こるはずというので、マイケルソン・モーレーの実験が行われたわけですけれども、干渉は起こらず・・。「エーテルなんてものは、ないんだ。絶対静止系なんてものもありそうにない」というわけで、光速不変の原理が明らかになり、特殊相対性理論の発見へと展開していく。
     そもそも、エーテルを考えたのは、人間の直感というか、仮設。「おそらくそうに違いない」と・・。その仮設が実験によって覆され、また新しく仮設を立てていく・・。科学の分野では、直感のようなものが大切と言いますが、絵画でも同じことがいえるかもしれません。
     皆さんはどのようにお考えになるでしょうか。
     (写真は、テンペラ用のメディウム。攪拌前)

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